夏のホテルステイでの息子について


今回、旅の最大の難所

『高級レストランでディナー』


夫の提案でチャレンジすることになりまして


夫曰く、今の息子同様に落ち着きの無かった夫は子ども時分、食事中に立ち歩いたりしていたようようです。


だけど、ちょっと高級なお店で高いステーキを食べる機会があり、とてもお肉が美味しかったらしく、しっかり座って食事ができた経験があるそう。


ちゃんとすれば美味しい物が食べれるのだと学んだとおぼろげながら記憶にもあるようで。


なので、自分の経験を踏まえ、一度息子を連れて高級店に行ってみようと以前から言っていました。


しかし息子、落ち着きの無さもさることながら、偏食が激しい。


食べれる物がなくてギャーギャー騒がれたりして周りの方やお店に迷惑をかけたらと気になって、親が楽しめないのは嫌。時期尚早と拒否したけど、なんか寄り切られてしまいました。



でも、今回のホテルのそのレストランは、私のお気に入り。とにかく野菜中心に食材にこだわり、食事の美味しさから披露宴会場の候補にも挙げていた、子どもが落ち着いたら絶対食べに行きたいと結婚当初から思い入れのあるレストランです。


せっかくのお気に入りの場所が、荒れる息子との食事で嫌な思い出の残る場所にはなって欲しくな

いとの思いもあり、久しぶりの食事が楽しみより心配で憂鬱な気持ちが勝ってしまうという、本末転倒な状態に。(夫よ、なぜ妻の意見を聞き入れない…)




当日は朝からとても良い子の息子。食事は17時半スタート。どうか機嫌がこのまま夜までもってくれますように。


でも

気圧の影響を受けやすい雨の日で、

プールで沢山遊んで疲れていて、

お腹もすいた状態の夕方の時間帯


荒れる要素は揃っている…。




だけど!!

入ったお店の雰囲気がいつも行くファミレスとは違う様子を感じ取ったのか?


普段は大きめの話声も控えめで適正ボイスでお話しできてる◎


何度か席から立ってしまっても、店内を歩くようなことはなくて、ママやパパの横に来たりと行動も控えめ◎


ジュースを一杯飲み干してしまった後もおかわりが欲しいと騒いだりもせず◎



味覚がするどい息子の好みの味ではなかったようで、あまり食べてくれなかったけど、食べれる物はしっかり食し、食事を終えることができました。


所要時間約1時間45分。頑張った!



ちなみに、メインの『お肉』を楽しみにしているのに、コース料理ゆえ、お預けをされる息子が、荒れることなく座っていられたのは、今月観たクレヨンしんちゃんの映画のおかげもあると思う。


映画に出てきた「エリートポイント」を貯めようと、お行儀良くしては「これは何ポイント??」とお話ししていました。


ナイフとフォークでお肉を一口大に切り分けるのも、上手にできるように。


ナプキンの使い方や、外側のシルバーから使うということや、食べ終わった後の置き場所なども、一応さらりと説明できる余裕もあって、予想以上に素敵な時間になりました。



どんなお店でも、落ち着いて食事できる日が早くこないかなぁ


楽しみに成長を待ちたいと思います