親友の千春ちゃんが就職祝いをしてくれました🎉





私が万年サービスマンで、
自分の店をやって来たけれど

自分の店を海外に移そうと店まで準備していたのが
2018年。建物出来たのにコロナ禍で飛行機飛ばなくなったのが2020年
それからピンコパリーノも大変になり、
銀行から借入も沢山したし、
営業すらままならない。ドアも開けたらダメ。
人生かけて若いうちから単身でイタリアに修行行ったり、20数年やってきたワインさえ触れなくなった時期もあり、ショックも半端なかった。
コロナ後は、円安もユーロ物価高も団体様も減り、大阪からの出張の方々も居なくなった。都内で移転しようと思ったけど、愛着を感じられそうな街をどこにも見つけられなかった。

やっぱりこの仕事のまま海外に行きたいという熱はやはりおさまらなくて、思いを巡らす時間はたっぷりあったけど、最後の舵の切り替えしは、
ラトリエロブションのソムリエ大川さんの言葉。





スイスにサービスマンで行かれていたから、
この世界の事はよくご存知。

やはり、サービスマンという付加価値を提供する仕事はやっている事は目に見えないので、査証取得して海外へ渡るのは難しい。だから、仕事を形にできる職を手に付けたら早いですよ、と。

それで、寿司屋に女将さんをしに行っていたけれど、そうではなくて、厨房で仕事させてくれる店に行き始めて、ああ、もうストレートに学校行って基本を身につけた方が、最速で自信につながる。と思い学校へ行き、とにかく場数をと自分の店を寿司屋に変え、時間が出来たら他へも握れる場所を探しに行って、いつの間にかどこかで毎日寿司を握っている状態にしていった。

そんな時、就職マッチングサイトをチラ見登録してみたら、AIのチャットボットとやり取りしてるつもりの私に対して、ダウンタウンのガキ使のコントみたいな担当者に巻き込まれる。→コレねhttps://vt.tiktok.com/ZSkSFxMAt/



まだ仕事してるし、心が決まったわけでもないからLINEで返事希望と何回も伝えてるのに、超絶アナログ熱血で、昭和のおじさんの様についつい電話かけてくる30代男子担当者の情熱に押されて、今直ぐ店を手放せるわけでもなかったのに、頭を整理させられて、目の前にだされた40歳くらいまでで切られるはずの募集要項の会社に応募するなら後押ししますと。

大体、募集内容から大幅に外れている私だし
まあ、ダメ元でダメでもスタート位置に戻る訳だしと、受けてみたら一次試験に通ってしまう!

そうしたら、もう店があったら呼ばれたら直ぐ動けないとダメだと思い、すぐ不動産屋さんに相談した。手放していく事と掴みに行く事を同時進行を始めたのです。それはまさに空中ブランコの挑戦の様でした。(別の視点から言うと、熱血担当者の巻き込み事故とも言う)

飛べないのがわかっていたら、バーに手をかけなかっただろうし、着地場所が例え今回の希望する所じゃなくても、もう飛び移る時期なんだととても感じていたから、空中ブランコのバーに手をかけたんだと思います。

長い間の綱渡り。私は19年お店をしてきたけれど。経営がうまいわけでもなく料理をしていたけど、料理はするけど料理人でもなく、みんなに聞かれて言っていたのは、私は綱渡りは得意だと。

そんな感じで、綱渡りから空中ブランコ、見事成功したわけだ。

自分の手腕じゃないね。
風が吹いたり、致命的なものがなかったり、病気になってもその場をしのいでくれる要素があったり。

本当に全て助かってきたから、今がある。

そんな私を近くで、また定期的にオンライン会議で近況報告しながら切磋琢磨している仲間の1人が、千春ちゃん。最高の友達を東京で見つけた。
一生ものだ。エンドレスで、夢を設定していける仲間。私の夢を笑わない。邪魔しない。どん引かない。すごい友達。
そして、彼女は女性として、子供を産んで、旦那さんとの約束をたくさん守って、ご飯を毎日作って、仕事場にいち早く戻って、新しいスキルも身に付けて、向上させている人。ほんとに尊敬する。

いい人に恵まれて、
良い人たちに恵まれて、今があるとつくづく思う。

幸せですね。
今度は、千春ちゃんの就職祝いをしに出掛けます。
ありがとう❤️