私もジョジョも隅田公園のホームレスさんとは、仲良し。(特定の人だけだけど)
毎日出会い頭に笑顔で挨拶するし、世間話もする。
そのきっかけになったのは、逃走癖のあるジョジョを探していたら「あっちに行ったよ〜」と教えてくれたりした事から、挨拶を始めるようになった。
それから、コロナ期に入り、ウチの店はテイクアウトの営業とフロアレンタルだけをしていた頃、
店の主人である私は、生ビールやワインを販売したり出来ないのにお客さんやセミナー開催するソムリエさんは缶ビールやワインを持ち込んで、人に飲ませる事ができるおかしな期間があった。
アホみたいなルールだけど、東京に居たければ、東京都の言う事を聴くゲームだと思って言われた通りにしていた。
最初は自分の店の中に缶チューハイや宅配ピザを持ち込まれることが、心臓が張り裂けそうなくらい悔しかったし気持ち悪かった。
そして、そのゴミを私が処分しなければならなかった。とんでもない精神的に傷む罰ゲームでした。一体私が何をしたと?(なぜ博多弁?)
その空き缶を引き取って、気持ちを楽にしてくれたのがホームレスの彼らだった。
あまり人と話せない時期に
ニコニコしながら、
「ありがとう、ありがとう」と
私が疎ましく思う空き缶をもらってくれたのです。
勿論、彼らの生活費に代わるものではあるけれど、あの時そうしてもらった事は本当に嬉しかった。
そして、貯めたお金で、私のお得意の牛すじ赤ワイン煮をテイクアウトで何回も買いにきてくれた。
リピートしてくれるだけじゃなく、ホームレス仲間にも美味しいからと、広めてくれて、
なけなしか、どうか分からないけれど、一日中かけてやる缶処理作業でできたお金を使いに来てくれた。
その心意気を断ったり安く提供するのは、失礼だと思い、他のおかず等のオマケはつけるけど、正規の料金を頂いいていた。それが、彼ら大人の男性へのリスペクトと思ったから。
隣の建物の大家さんは、日本で1番トップの大学を出て、日本語のHappyから始まる宗教にも一生懸命通われていますが、朝挨拶してももうかれこれ何年も返してくれない。もう、ギャグ漫画の様にしかめっ面しかしていない。面白いので、私もほぼスルーするけど、不意打ちで明るく挨拶してみたりして遊んでいる。無視だけど。
私の素敵なご近所さんは、他にも居るけれど、
人は本当に肩書きでもなければ、
どこに属していても慢心せず、自分がピュアでいつもフレッシュで居たいと思うか思わないか、
人が困っている時、喜んでいる時、寄り添えるか、
自分の今目の前の事、人、環境を
素直に好きな物人環境に変えて行くエネルギーがあるか、
それが難しければ、発言したり移動したり手放したりする覚悟があるか。
自分のしている事、自分自身、自分の環境を愛せるか。そんな努力をしているか。
愛に溢れて感性を眠らせず研ぎ澄まされている人は、どこに居ても装いに何をまとっていても明るい光を放っている。
そんな自分を一言で表現できる朝1番の
「おはようございます」がとっても美しい人が私とジョジョは大好きです♡