おはようございます!「7日間ブックカバーチャレンジ」
東京に来る5年程前に英会話を教えてくださっていた谷口奈緒子さんからバトンを受け取りました。
これは「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿する」というものです。
私は、美術展に行った際には大抵その展示特別画集を購入するのですが、そのうちの1つを初日の今日はご紹介。本のタイトルは「Paul Gaugian 」です。
私が好きなのはあの超大作のタイトル「D'ou venons-nous?Que sommes-nous?Ou allons-nous? 〜我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか〜 」です。
ポジティブネガティブを捉える以前に存在している1人の人間の姿。あるがままに、受け入れられなくとも、その事実と共に生きるそして死ぬという事を海で水を纏う様に、山で陽を受ける様に五感六感を通じ全身で感じてみよと理解しました。
苦しみは喜びであり、喜びも痛みであり、痛みも感謝に繋がる。自分の存在や世の事象を主軸を自分からスライドさせると、一気に心象が変わる。私われは、それだけちっぽけなのだ。
ちっぽけだけれども、鼓動を生ある限りリズムよく打ち続け、愛を言葉や行動や形や食べ物に変える事ができる素晴らしい存在でもある。コロナ禍とは言いますが、災いとは捉えずに過ごしてみる事で世界は面白く見えてくるのかも知れないですね。
この大作は、あらかじめ言葉で表現できる事を描いたわけではなく、ゴーギャンは絵というものは言葉を表現する役割に限られた存在ではないと考えています。生死・苦楽・空・森・花・仏像・果実・男女・動物、様々なものを一面に描写し、私達の鑑賞の中での自由な解釈の時間を与えてくれています。
Naoko Taniguchiさんから頂いたバトンは、ナオコさん繋がりで、立川 直子さんに繋ぎたいと思います(^^)中高の同級生でありデザイナーである彼女は私の店にDJをしに来てくれたりする個性溢れる大好きな女友達です🍀
