大好きなKお姉ちゃまが、パリへ旅だったので、今夜のアフターは話相手もおらず、ゴルゴンゾーラの端きれと先週売り切ったつもりでいたカパルツォのブルネッロの最後の深イイ所をチビチビしてると、家に帰りたくない症候群が出てきた感じです。
1人暮らし歴18年。
学生の頃みたいに泣きながら眠ることもなくなったけど、あまりにも考えないといけないことがあると、カウンターの中から出て、家にも帰らず、どこかのお客さんのマネをして時間を過ごしてみたくなります。
終電を見送り、なかなか帰りたがらないお客さんの顔を思い出して、その人になった気分で座って飲みます。
誰とも喋りたくない時間。
大人になると、あの頃泣いて過ごした時間をワインを飲みながら、陽気で楽観的な雑誌なんか読みながら過ごす時間に上手にすり替えたりできるようになってる。
新しいイイ情報手に入れた方が、泣いて過ごすよりイイに決まってる。そうかな?
ずっとひとりなのに、今夜は妙に寂しがりやになってる。
十五夜も過ぎたから?
帰りに聴くラジオに懐かしい曲が流れたらいいな。
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