ピンパラ☆~PINCO PALLINO PARADISO

最近、どこにも寄り道していないのに何故か帰りが、5時とか?7時?とかになっていて、ブログアップできていませんでした。


BAROLOキャンペーン日に日に変化しております☆


上の写真は初回のアルド様の97をはじめ、ファンも多かった01のピオ ボッファさん、06の元気一杯アゼリアの後に開けたBAROLO達です。


マグナムは暫くおあづけとなりますが、良いもの次々開けています。


写真左から、バローロ村パヤガッロの畑の特徴を素晴らしくキレイに表現してくれているジャン二・カノーニカ。今年4月、ちょうどパスクワ(キリスト復活祭のこと)の時期にピエモンテに行きました。

その際、休日の最中だったのに関わらず、カンティーナ(ワイナリー)に温かく迎えてくれました。


ヴィナイオータの太田さんが、今年2月の湯原君たちの結婚式2次会でブラインドゲームで、2002の彼のバローロを出してくれていたんんだけれど、これは一発で彼のバローロだと私にはわかった。

誠実さと、素朴さ、そして自分の存在を見せすぎないところが彼の特徴であると思ったから、迷わず解答用紙にそう書いた。「これが、カノニカでなければ、私がどうしようもない奴・・・。」そんなことを書いた気がする。


そんな遊びをしたことを太田さんは彼に知らせていた。パスクワにジャンニ氏に会ったのは私にとってはじめてのことだったが、会って一言「想像していた人物像と全く一致しています。」それくらい、彼からは素朴で誠実さが滲み出ていた。


自分の家とカンティーナが一緒になっている家。勿論びっくりするほど小さな醸造所。

そして裏庭から、パヤガッロの畑が見える。そして愛くるしい娘さんと、飾らないキレイな奥さん。これが彼の生活。(店に写真あります)


こんな人が造る幸せいっぱい詰まったワインを今、皆さんに飲んでいただけます。

そういえば今年は、こんな素晴らしい人にも会ってきたんです。全然報告していませんでしたね(笑)


実際、今日はもうこのワインは殆どなくなっていますが、これは箱買いしていますので今月中、何度も顔を出してくれることでしょう!



そして、写真真ん中カヴァロットは、私のお友達アルフィオのワイン。

カスティリオーネの大地主のお坊ちゃまであるアルフィオですが、頭が切れるので、伝統的な雰囲気も出しながらものすごく垢抜けたスタイルのバローロの世界を繰り広げてくれています。

今回お出ししているのは、ブリッコボスキス2005ですが、ブリッコボスキスのサンジュセッペも開けたいですね~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

彼は、本当は2月にピンパリに来てくれる予定だったのですが、来れず・・・。4月に会ってきました。

この夏には、彼のピノノワールで造った白を皆さんに沢山飲んでいただきましたね!

猛暑で、本当に辛かったこの夏。こころ癒される一品でした。今年の思い出として記録すべき、非常に役に立ってくれたワインでした。


そして、一番右。ピーラ エ フィーリ。

これはキャーラ・ボスキスのワイン。

彼女は、チャーミングという言葉がそのまんま似合う人で、毎回会えば満面の笑みで抱きしめてくれる、カッコイイ女実業家。本当に大好きな人です。

1994というピエモンテが天候不良で皆バロリスタ(バローロを造る人)が苦しめられた年、ガイドブックガンベロロッソでバローロとして唯一トレビキエリを賞された人。それが彼女だったという衝撃は、今でもあの辺の造り手の間では忘れる事ができない事実だ。



大好きでたまらないバローロたちをオンパレードで紹介できる今月は、楽しいな♪