ピエモンテ州ランゲ地方には、見事だ!と感動を呼ぶ白がなかなかない。(と思う。。。)
Cerettoのblange’の清潔感、Giovanni Manzoneのrosseseのコク、Marchesi di gresyのsauvignonのバランス、Aldo conternoのprintanie'のキーンと張った酸、あとは最近飲んでいないけれどPiero Bussoのchardonnay&sauvignonもキレイだった記憶がある。
もちろん、GAJAのGaia&REYは別格ではありますが。
先週は、梅雨もあけ急に夏日になり、皆さんが求めておられるものはきっと、キーンと酸の効いたものでしょう!と、ひたすらポンポコあけていたものが、CAVALLOTTOの白でした。
CAVALLOTTOとは、それは造り手さんの苗字なのですが、小さなお馬さんという意味なので家紋がお馬さんなのです。(カワイイ~☆)そうそう、プーリアのTAURINOさんは、小さな牛さんだから牛さんが家紋でした☆
う~ん。そのまんま、何かヒネリがあったりしてもたまにはいいのにね(オチをもっとも必要として生きてる関西人)
さて、本題のこのワイン、これは、本当に何でできているのか正体を当てられる人はまずいらっしゃらない。
LANGHE BIANCOは、ランゲ地方で造っていれば何の葡萄でも構わないしね。
彼は、他にももう一種類白をつくっているのだけれど、そちらはシャルドネ。
では、これは?
答えは引き伸ばしましょう♪
あまりに、スケールのでかい飲み心地と豪快な酸。
飲んでくださった方は、裏ラベルの皆葡萄名を見てびっくりしていらっしゃいました。
そんな感じで、とても「楽しいアイテムとして使わせていただいてるよ~!」と感想と、激励をかねてCAVALLOTTOのALFIOさんにメールしました。
すると、休み明け早速メールの返信が来ていました(≡^∇^≡)
実は、コレ1989年に彼らがある葡萄栽培農家から購入した畑の物なんですが、大手のFONTANAFREDDA社の『コンテッサ・ローザ』のスプマンテ・メトドクラッシコを造るためにフランスのシャンパーニュから買ってきたものだそうです。
さかのぼる事1972/1973年となるそうです。
さぁ、わかりました???この品種。
そう、ピノノワールです。
最高なことにこの畑は、長年無農薬で育てられてきた所を購入したそうです。
そして、素晴らしいことにランゲでは一番古いピノノワールになるということです。
畑は、バローロの為に南西をネッビーロにしている為北東の1ヘクタールだそうです。
この涼しい斜面が、ナイスなわけなんですね!
本当にいいワインです。
こういうワインを楽しませていただいていると、改めてALFIO CAVALLOTOが能力のある造り手かという試金石になるのでいいですね。この人のバローロなら間違いない!って思わされますよね≧(´▽`)≦
CAVALLOTTOのBIANCOと平行にチョロチョロっとオススメしているのが、
ROAGNAの同じくランゲビアンコ。
こちらも何が入っていてもランゲビアンコ~☆の民です。
でも、これは去年も使っていたのでご存知の方はご存知でしたね。
でもでも、熟成が進んでいる時のものとは今回大違いのすっぱさがなかなかこの季節いいですよね。
ネッビオーロ10%入りの90%シャルドネです。
少し入っているだけで、後々あんなに色っぽく変身するんですよ。
ヴィンテージが違うので、今回の2008もあんな仕上がりになるか楽しみですね。
そしてOPERA PRIMAXVII
若くてぱりっとしてるのがまたオイシーですね。相変わらず!コノヤロウ~!
「しっかりめで、しみじみ系」と言われたら間違いなく今はコレ。
ヴィンテージを2つあわせて幸せ☆ナームー
(ってこっちしかやってないか、このCM)
ヴィンテージ2つあわせるのって、この人とあの人しか知らないわ。
そんなこんなで、先週の不思議くん達のご紹介でした。チャンチャン('-^*)/