昨日は昼からワインの試飲会があり、素晴らしいものを味わわせていただいた。
左から TASCA D'ALMERITA CABERNET SAUVIGNON1990
全くくたびれていない!若くほろ苦いウイスキーにぬれたシガーのような香り。ホントに引き締まっている。
素晴らしい。6年程前にシチリアに行ったとき、レンタカーを飛ばしワイナリーを訪問したが、あの夏の人気のない茶色い麦畑と黒く焼け焦げた焼畑が続く景色から、一気に緑の世界がはじまる。幻のオアシスに迷い込んだようだった。そのブドウ畑も延々と続くが、その先には水色の壁に囲まれた本当のオアシスが待っていた。そこがTASCAのワイナリー、当時思っていたよりはるかに大きな施設を見学させてもらい、東洋人の若くへんてこな女の訪問客一人の試飲の為に次々ワインを開けてくださったのがすごく嬉しかった。心の広い方だった。それから、それまで以上にファンになってしまったワイナリーだ。お元気でしょうか?
右二つはTENUTA LA PODERINA BRUNELLO1990とBRUNELLO RISERVA1990
ノーマルの方は少し枯れていたが、暑い室温に負けたとかそういう問題じゃなく、寿命といったかんじだった。
これにはこれの、はかなげな感じがよかったと思う。枯葉を噛んだようなそこに本当はもともとある生命のエキスが乾燥したような重みもまとまりはないものの深く感じる事ができた。
RISERVA1990の方はやはり、RISERVA用に厳選されたぶどうのポテンシャルが感じられた。リクイリッツィアや成長しきったミントを揉んだような冷たいハーブの印象もあり、その魅惑的な強い香りが奥底からぶどう自身の甘みを巻き込み押し上げてくるような躍動感もあった。素晴らしいワイン様だ。
一番右が SIRO PACENTI BRUNELLO1995
バリックを用いた造り手。バランスも美しく、ちょうどええかんじにおいしくなってきはりましたね~という感じでした。まだまだ、いっちゃってください!
左二つは、PODERE PIAN DI CONTI BRUNELLO1990とBRUNELLO RISERVA1990
まーま!これは、こんたら素晴らしいものを昼からのましてもろーてよか?と思うぐらいよかったざんす。
RISERVAのボリューム感もよかったのだけれど、ノーマルの18年選手のクセに微妙にも崩れてないイカツサには参りました。
あーあ、SANGIOVESE君に浮気してしまいそうだ。
NEBBIOLOごめんね!
というわけで、素晴らしいバックビンテージを開けてくださった、インポーター・エトリヴァン 佐々木氏ありがとうございました☆
さあさ、ピンパリも5月連休明けからまたリスト更新しますよ!
今思案中。。。(‐^▽^‐)
そして、ゴールデンウィーク企画のうち一日くらいは私も古いビンテージワイン開けようと思ってます。
来週中にプログラムご紹介しますね!
どこも出掛ける予定のない方、是非遊びに来て下さい!
っていうか、この時期どこ行っても混んでるから、ピンパリでくつろいでくださいね!!
今日は今からフジマル酒店を攻めてきます!
では~!('-^*)/