化学放射線療法終了後6週間が経過し、初めての検査に行ってきました。

採血から始まり、造影CT検査、内視鏡検査、そして診察と、朝から午後までのたっぷり6時間コースでした。

まずは採血、造影CT検査と順調に進み、ドキドキの内視鏡検査へ。前回の内視鏡検査の時、かなりキツくてえずいたので不安でしたが、今回はすんなり。一度もえずく事なく画面を見る余裕さえありました。
後から聞いた話ですが、内視鏡検査をしてくれた方は上部消化管内科部長だったとの事。さすがお上手だと納得しました。

検査では、一応組織を取りました、との事。そして、最後に「たぶん大丈夫だと思いますよ」と言って下さった先生の一言は朦朧としながらも聞き逃しませんでした。

全ての検査が終わって次は診察。
どんな事を言われるか緊張しながら待ちました。
主治医は全ての画像を眺めて、検査結果はCR(寛解)ですね、と。

え?本当ですか?

体の調子から言って悪い方向には向かってないような気はしてましたが、本当に寛解?
確かに内視鏡の画像に映し出された食道には、癌の腫瘍は無くなって、全周にあった癌も消えていました。
先生曰く「とても綺麗だ」と。
でも、CT画像には右のリンパ節が光っていました。少し不安になっていると、主治医はこれから小さくなっていく過程だと思うけど、と言いました。
うーん、そうなのかな。大きくなる可能性だってあるよね?
この状況からいくと追加の抗がん剤治療はしなくても良いと思うとのお見立てでしたが、リンパ節が光ってるのにこのまま様子見状態で良いのか…?
私は追加の抗がん剤治療があと2クールあるものだと思っていたので主治医の言葉には拍子抜けしましたが、モヤモヤを残したまま日々を過ごすのは嫌だったので、怪しい物は叩いておきたいので抗がん剤治療をしたい旨を伝えました。
主治医は明日カンファレンスで話し合って今後を決めるので、明日の午後に結果を電話します、という事で診察は終わりました。

リンパ節が光ってるのにこのまま終わりでは不安すぎる。再発、転移防止のためにもこのまま終わりでは怖すぎる。主治医の言う事だけを聞いていてはダメだ。

とりあえず電話を待ちましょう。