「旅先に呼ばれる」とは、個人が深い感情や直感に従って特定の場所へ向かうことを表現するために使われる表現です。

 

直感的な導き。

自分の直感や内なる声が、特定の場所に行くように促すと感じることがあります。

スピリチュアルな導きを受けて、ある場所や聖地、パワースポットに引き寄せられる。

その場所が、あたかも自分を待っていたように受け入れられたように感じる。

 

旅先で、そんな感覚を持ったことはありませんか?

 

 

広島県の厳島神社がある宮島は、

私の中にあった私の物語が活発に動いた場所でした。

 

瀬戸内海を渡り、フェリーで宮島に着き、桟橋を渡るとすぐに

たくさんの鹿が放し飼いにされています。

 

その中の1匹の鹿が近寄り、なかなか離れません。

 

かわいいラブラブラブ

 

 

こんなにたくさんの鹿を、ごく近くで見たり触るのは初めての経験です(多分)。

 

宮島は古来より神聖な場所として崇められており、そのために自然の中で鹿が自由に暮らしているようです。

 

鹿は古代から神聖な動物とされ、宮島では厳島神社(伊弉諾神宮)の使者として捉えられています。

 

このため、島内に自由に生息している姿が見られます。

 

厳島神社は6世紀初頭に建立され、それ以前から地域には人が住んでいたとされており、この時代から鹿が島に生息していた可能性が高いとされます。

 

鹿は泳ぎが得意なので、本土から泳いで渡って来たという説もあります。

 

 

しかし、平清盛は凄いものを作ったものだと驚きます。

 

 

平清盛が寝ている時に見た夢の中で厳島神社の宮を造ったら、ご加護によってさらに出世するとお告げがあったとか。

 

高野山の寺院施設再建に関与した時に、見知らぬ不思議な僧侶が厳島神社の改築、修繕を勧めてきて、すぐに姿を消したといったお話が伝わっているそうです。

 

 

今も昔も偉業をなす人たちの中には、このように人知を超えた存在に対する思い入れがとても強い人が多いように思われます。

 

さて、私の宮島での妄想ストーリーになります。

 

前回、私の守護霊のお二人が去ったことに気づいたというお話をしました。

 

以前、チャネラー能力のある人から、武士の妻だった女性と、気難しい顔をした坊主の男性があなたを守っているといわれ、守護霊という存在があり、守ってくれたら安心だと漠然と考えていました。

 

守護霊や過去世などは、自分の中にある物語。

 

存在する証拠も実感も感じたことはありませんが。

 

宮島に着いて早々に1匹の鹿に出迎えられ、厳島神社までの土産屋通りを暫く着いてきました。

 

なんだかとても懐かしく安心できる不思議な感覚。照れ

 

何だか、小さいときに亡くなった母方の優しい祖父を思い出す・・・

 

祖父の名前は『鹿郎』(実話です。ちなみに祖父は関東地方出身)

 

 

あれ?祖父は優しく柔和な顔をしていたけど坊主頭だった!

 

そして到着時には見落とし、帰り際に気づいた桟橋広場に立つ平清盛の銅像を見てびっくり!びっくり

 

祖父にも似た清盛像は、坊主頭の難しい顔をした男性でした。

 

 

 

鹿⇒バンビ漫画『BLOODY MONDAY』に出てくる坊主の男

 

まるでこじつけ話のようですが、

ずっと守ってくださった坊主頭の男性が、

もう役目を終えたから離れるよ!といっているように感じたのです。

 

新しいスタートを切りなさいというメッセージを感じました。

 

この土地に来て、それに気づきなさい!と言われたような気がしました。

 

厳島神社はには、宗像三女神が祭られています。

 

『日本の神様カード(著 大野百合子)』のカード

から宗像三女神のメッセージを記載します。

 

悲しい時には、思いっきり泣き

自分自身についている嘘や

他の嘘をクリアに見通したあと、

ゆっくり休みましょう。

 

そして新しい出発を。

三女神の力を合わせれば、怖いものはありません。

物事が急に変更されても大きな力となってあなたをサポートします。

 

人生で何があっても、起き上がってパッパと泥をはらい

さっさと歩きだす・・・

そんなエネルギーの神様です。

彼女たちは海の彼方への新しい冒険へと導いてくれるでしょう。

 

大切な人との関係性は早めに修復するように。

気になることは、再出発の足をひっぱりかねません。

 

 

特に、最後のメッセージは響きました。

 

訳あって暫く疎遠になっている母のことがチクりと痛みます。

 

気になっているものの、どうしていいものやら?という気持ちです。

 

母方の祖父を強く感じたのは、母のことを気づかせるためだったのではないか?

 

心の奥底にあったものが掘り起こされた宮島の旅でした。

 

美しい海岸の白砂を少しだけ採取し、セラピールームの箱庭の砂に加えました。

 

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。