心理学者が提唱。「いい人生」を送るために必要なたった1つのこと

ライフハッカー・ジャパンから興味深い記事が提供されていましたので、要約掲載し感想を述べたいと思います。

 

 

(青字は記事の要約)

「いい人生とは何か」を考えるとき、アメリカ心理学会の機関誌『Psychological Review』に掲載された心理学者達の論文によると、「心理的に豊か」であるかどうかという考察が含まれるべきだとしています。

 

著者の1人であるフロリダ大学の心理学助教授であるErin Westgate氏がQuartzは、良い人生を生きるための1つの側面として「心理的な豊かさ」を加えることは、良い人生とは?という問いに広がりを持たせる意味で重要だと語っています。

 

Westgate氏は次のように述べています。

 

すべてがスムーズに行なっているだけではありません。

心理的な豊かさにはさまざまな経験が含まれますが、幸福感をもたらすものもあれば、大変な苦労を伴うものもあります。

 

たとえば、新しい言語を学ばなければならない海外での生活は困難な経験ですが、私たちの視点に永遠に影響を与える経験です。

 

困難なキャリアを追求したり、キャリアの途中で転向したりすることは、苦難に満ちた選択ですが、人生の経験に比類のない幅の広さと深みを与えてくれるのです。

 

心の病、家族の一大事、あるいは、自分のコンフォートゾーンから出ざるを得ないその他の多くの困難に対処することも、人生を心理的に豊かにすることにつながります。

 

わざわざ経験したいとは思いませんが、視点を変えることで、人生に心理的な豊かさをもたらす効果があります。

 

良い人生を送るための最も重要なこと

心理学者たちが指摘しているように、幸福感や目的意識といった、もっと期待される要素も重要です。

どちらもあなたを大きく成長させるでしょう。

 

その人の性格や価値観によって、これらの側面のうちのどれかをほかよりも優先させるかもしれません。

 

しかし、著者は、次のように述べています。

 

ある人の人生は他の人よりもある面では高度かもしれませんが、幸福感、目的意識、心理的な豊かさは、良い人生を構成する1つの要素あるいは側面を示しており、1つの要素だけで独立したタイプの人生にはなりません。

 

一般的に、幸福感を重視する人は、安定性やポジティブなマインドセットに価値を置き、目的を重視する人は、強い道徳心を持つ傾向があります。

 

一方、心理的な豊かさを重視する人は、好奇心や自発性に価値を置く傾向があります。

 

この論文の著者たちは、創造性、知的好奇心、他者に対する思いやりなど、これらのカテゴリーに含まれない別の側面も考慮する必要があると指摘しています。

 

しかし、最も重要なことは、自分が何者であり、何に価値を置いているのかを見極める自己認識力を身につけること。

 

なぜなら、それがあなたにとって良い人生とは何かを定義するからです。

© ライフハッカー・ジャパン 提供

 

この記事に対するコメントが笑えました爆  笑

 

「また始まったよ

たった一つの~

詐欺師の常とう句」

 

 

自分は自分ニコニコ

 

私は、そう考えます。

自分軸をしっかり持ち、ぶれないことが心穏やかに幸せに良い人生を生き切る秘訣だと。

 

自分が何者であり、何に価値を置いているのかを見極める自己認識力を身につけることがあなたにとって良い人生とは何かを定義するとは、どういう意味か?

 

自己認識力を身につけるというのは、自分自身の本質、価値観、強み、弱点、動機付けや感情を深く理解する能力を持つことを意味します。

 

自分が何者であり、何に価値を置いているかを見極めることができれば、それに基づいてより良い人生の選択が可能になります。

 

もっと具体的にいうと

 

価値観の理解

自分が大切にしているものが何かを知り、それに基づいて決断を下すことができます。

たとえば、家族やキャリア、健康、教育など、人生で優先すべきことを明確にすることができます。

 

行動の調整

自分の強みや弱点を認識することで、自分の行動や目標を調整し、より効果的に自分の能力を活用することができます。

 

意思決定の改善

自己認識が高まると、自分の選択や行動が自分の長期的な目標や幸福にどのように影響するかをより良く理解できるようになります。

これにより、短期的な感情や衝動に流されることなく、より理性的で練られた決断をすることが可能になります。

 

対人関係の向上

自己認識を高めることで、他人の感情や動機を理解しやすくなり、より良い人間関係を築くことができます。

自分自身を深く理解することは、個人の内面的な充実を促し、自分にとっての「良い人生」を形成するための土台を築くことにつながります。

これにより、自分自身との調和を保ちながら、外部の世界とのバランスを取ることができるようになります。

 

 

自己認識力を高めることで、人は自分の内面の声に耳を傾けることができるようになり、外部からのプレッシャーや期待に流されることなく、自分自身の真の目的や幸福を追求することが可能になります。

 

これは、精神的な成長や個人的な充実感に大きく寄与します。

 

自己認識力が、人生に及ぼす影響をさらに挙げると

 

ストレス管理

自分の感情や反応のパターンを理解することで、ストレスや圧力が高まった時に冷静に対処する方法を見つけることができます。

自己認識が高まることで、何が自分を不安にさせるのか、どのような状況がリラックスさせるのかが明確になり、適切なストレス管理技術を選択することができます。

 

目標設定と達成

自己認識を通じて自分の真の望みや目標を明確にすることができます。

これにより、達成可能で意義のある目標を設定し、それに向けて着実に進むことができるようになります。

 

自己受容

自分自身の長所と短所を認識し受け入れることで、自己評価が向上し、自信が生まれます。

これにより、自分自身との関係が改善され、他人との関係もより健全なものになります。

 

自己認識力は、個人が自分自身を深く理解し、その理解を基に最適な人生の道を選択するのに欠かせないスキルと言えるかもしれません。

 

これを身につけることで、より意識的で、充実した人生を送ることができるようになると考えます。

 

 

 

私たちは、家族や周りの他者のこと、自分の力や努力では動かせないことに振り回され深く悩むことが多いですよね。

 

 

 

自分は自分!

 

ぶれない自分軸を維持できる力をつけることが、「いい人生」を送るために必要なことであると考えます。

 

 

最期までお読みいただき、ありがとうございました。