こんばんは!ぴのです。
松原智恵子&ルビー・モレノ出演の話題作
「宮古島物語ふたたヴィラ 再会ぬ海」(シネ・リーブル池袋)見てきました。
物語は、泊まれば心から願う再会が実現する沖縄・宮古島の小さなヴィラを舞台に人と人の絆を描いたもの。
主人公の中年男性の母親を思う気持ちや、知り合いの娘さんの危機を救う無償の心意気が心を温かくします。
スピリチュアル要素はありません。
心がなんとなく疲れ、人恋しい気持ちの時は、こういったベタな、家族の絆や人情ものの映画が良いのです。
濃厚で心温まる人情ドラマ。
定型化した負担を感じないマンネリなストーリー。
「男はつらいよ」の「寅さん」と東京・葛飾柴又の家族。
ドラマ「春になったら」(カンテレ・フジテレビ系)での親子関係。
こちらも、昭和中期的な温かい家族や友人との絆を感じることができる作品です。
人間関係が希薄な現在。
SNSで簡単に繋がることができるが、簡単にブロックして交流を絶つこともできます。
反りの合わない人や面倒な人は、接触を避ける風潮が強くなっています。
だからこそ、
不器用ながら折り合おうと泥臭く、奮闘努力する主人公に惹かれてしまうのか?
その面倒臭くも、温かくて優しい人柄は多くの人を魅了してしまう。
心が疲れ人恋しさを感じた時は、こんな主人公が登場する映画が良いですね。
映画を見て、笑ったり、
泣いたり、興奮するなど
感情が動かされる事で、
気分がスッキリすることがあります。
映像の内容に没頭していると、ストレスの原因となる現実のことから気持ちが離れることができます。
人の脳は、ストレスを受けると扁桃体と呼ばれる
15~20ミリのアーモンド型をした器官が興奮し、
ネガティブな発想が活発になるといわれています。
しかし、映像の内容に没頭すると、扁桃体の活動が鎮められ、鎮静効果が生まれます。
映像を見ているときは
登場人物に感情移入したり、
その中での人間関係を気にしたり、共感能力が活発になります。
人はコミュニケーションを求める本能があり、
孤独感や喪失感を感じることは
大きなストレスとなります。
実際のコミュニケーションでなくても、
映画を観て共感体験をすることで
ストレス解消になるといわれます。
日常的に暮らしていても、
ストレスがいつのまにか
降り積もることがあります。
最近なんとなく気分が重い...。
そんな時は自分を労わって、
ひとりで劇場の大きなスクリーンで映画を観るのはいかがですか?
お部屋でゆっくりドラマや映画も観るのもいいですね。
ほろっと泣けて、心ときめいて、励まされて、クスリと笑って...。
気づけばなんだか心がフワッと軽くなり、癒されている。
疲れた心を、自分でこまめにメンテナンスしたいですね。
最期までお読みいただき、ありがとうございました。