毒酒と体質 | 松山鍼灸院 漢方鍼灸個別治療室仁塾ブログ

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2018年2月2日 体質改善 東洋医学 漢方鍼灸個別治療室 仁塾 西洋医学
目次

1 お酒の強さが遺伝的体質で決まるというのは有名な話です。
2 人が生涯で飲めるアルコールの総量はある程度決まっていると考えられています。
3 毒酒と体質 「毒であるということは薬である」
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お酒の強さが遺伝的体質で決まるというのは有名な話です。
お酒と言えばアルコールですが、実際にはアルコール分解後のアセトアルデヒドを肝臓が処理できるかどうかがお酒に対する強さを決定しているそうです。

アセトアルデヒドを分解する、アセトアルデヒド脱水素酵素「ALDH」というものがあります。 そのなかにアセトアルデヒドが高濃度時で働く「ALDH1型」と低濃度時に働く「ALDH2型」があり、お酒を飲んだ時に主に活性するのはALDH2型のほうだと言われます。

このALDH2型ですが、黄色人種(モンゴロイド)の約半分は不活性化や欠損しているそうです。

つまり… われわれ日本人を含む黄色人種の約半数は体質的にお酒に弱いということ。 これらお酒に弱い人にとっては飲酒はアセトアルデヒドの強い毒性が体を蝕みますのでお酒なんてタダの毒だということになります。

逆に強い人はアルコールの持つ薬効の恩恵を受けることができる人たちです。 飲めない人からすると羨ましいですね。

お酒の強い弱いは、遺伝的な体質で決まっているので「肝臓を鍛えればいい」とか「慣れればいい」とかの問題ではありません。飲めない人が無理に飲むと簡単に急性アルコール中毒になり、最悪は死にます(汗)
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