先日、自宅近くのスーパーで買い物をしました。
仕事帰りの嫁はコーヒーが飲みたかったようで、見切り品のパックのコーヒーを購入。
自宅に着いて、コーヒーを見た嫁が一言。
嫁「今日って22日やんな?」
ぴの「うん。」
嫁「これ、賞味期限切れてる。」
ぴの「え?」
なんと!
購入したコーヒーの賞味期限が1日前に切れていました。
というわけで、スーパーにテレフォン。
店員「もしもし。スーパー●●です。」
ぴの「もしもし。ついさっき、そちらでコーヒーを買ったら賞味期限が切れていたんで電話しました。」
店員「えっと…あのー当店で購入いただいた商品に賞味期限切れがあったと…」
ぴの「はい。5分程前にそちらで購入してたんですが…」
店員「お調べいたしますので、レシートに記載されている番号と、購入時刻を教えていただけますか?」
番号と時刻を伝えると、電話は保留になりました。
待つこと1分。
店員「お待たせいたしました。購入履歴は確認できましたが、一度、売り場の担当者に確認をいたしますので、折り返しお電話させていただいてもよろしいですか?」
ということで、名前と連絡先を教え、しばらく待つことに。
嫁はコーヒーを飲みたいという衝動がなくなりつつあり、一刻も早いコーヒーの到着が待たれます。
しかーし!
電話は全くかかってきません。
売り場担当者への確認が相当手こずっているのか、10分待っても連絡は来ず。
もう、嫁はコーヒーなんかどうでもよくなっていて、晩御飯の準備に励んでいました。
そこへスーパーからの折り返しが!
ぴの「もしもし」
店長「もしもし。スーパー●●の店長のAと申します。この度は、当店でお買い上げいただきました商品が…ぴのさんのご携帯でよろしいでしょうか?」
確認のタイミングが素晴らしすぎて、購入した商品が俺の携帯みたいになってしまいました。
俺の携帯に賞味期限はありませんよ。
コーヒーですよ!
コーヒー!
ぴの「そうです。今さっき購入したコーヒーの賞味期限が切れていたんで電話しました。」
店長「大変なご迷惑をお掛けいたしまして、誠に申し訳ございません。先ほど確認がとれまして、本日、たしかにご購入いただいております。誠に申し訳ございません。すぐに商品の交換、またはご返金をさせていただきたいのですが、ご自宅までお伺いしてもよろしいでしょうか?」
ぴの「大丈夫ですよ」
店長「ありがとうございます。そうしましたら、交換と返金、どちらがよろしいでしょうか?」
ぴの「交換でお願いできますか?」
店長「申し訳ございません。ぴのさんにご購入いただいたコーヒーが現在品切れでして、ややお味が違うものになるんですが、そちらと交換でもよろしいでしょうか?」
違う味と交換かーーーい!
てか品切れしとるんやったら最初から交換なんかできひんやないかーーーい!
ぴの「違う味ですか…」
店長「はい。今回ご購入いただいたものはラテなんですが、現在当店では品切れでして、同じシリーズのビターであれば、交換できます。」
その程度の違いか!
オラ、てっきりココアとか紅茶になるんやと思ってたぞ!
ラテがビターになるくらい気にならねぇぞ!
ぴの「ビターでも大丈夫ですよ。」
店長「ご購入いただいたものより、味が濃くなりますがよろしいでしょうか?」
よろしい!よろしい!
味が濃いくらい構わん!
ラテがブラックになるわけではない。
気にするでない。
フォッフォッフォ。
この後、ひたすらビターについて説明を受け、納得した旨を伝え、ひたすら謝罪を受けました。
店長「そうしましたら、ビターになりますが交換させていただきます。すぐにご自宅までお届けいたしますので、ご住所をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
ということで自宅の住所を教え、家で待つことに。
5分経ち…
10分経ち…
…
30分経ち…
ピンポーン♪
モニターには真っ赤な上着を着た男性が。
嫁「はい?」
店長「あっ、スーパー●●です!」
クソでかい声で店名を言うあたりに、相当誠実な方だと感じました。
玄関を開けると
店長「この度は申し訳ありませんでした。」
まずは深々と頭を下げられました。
その後
店長「今回、ビターになるんですが…」
と
ひたすらビターになることを詫びられ、ビターに関する説明を受けました。
ちょっと味が濃くなるんですよね?
もう覚えました。
商品を受け取ると、再び謝罪の嵐。
我が家の前で遊んでいた子どもたちは、やたら謝る赤い上着の男性に興味津々・
お母さん達も「えっ?どうしたん?」みたいな顔でこっちをガン見。
あーもう謝るのやめてくれーーー!
怒ってないから!
ペコペコすんのやめてくれーーー!
非常にタイミングの悪いご訪問になりましたが、無事に商品は変えてもらえました。
これからは賞味期限をよく見て購入しなければ…
良い勉強になりました。