前回のお話はコチラ下差し

 

 

駆け込んだ警察署パトカーから、車で15分くらいの所に
救急外来のある病院病院を紹介してもらった。

病院へ電話すると、

「応急処置を教えるからやってみて。
 もし湿疹や息苦しさが出たら受診して。
今の状態で病院へ来ても応急処置しかできません」


応急処置とは、

火傷しない程度のお湯に刺された箇所をつけること。

 

警察の方が、

たらいにお湯を用意してくれましたが、

一向に痛みは消えません。

 

夫は病院へ行く事を望んでいましたが、
他の病院へ電話しても

「お湯につけるしか方法はない」

と言われるだけ。


お湯につけると、一瞬、痛みが和らぐものの

すぐに激痛が襲ってきます。



なんどかお湯を注ぎ足してくれたのですが

状況が変わらない夫を見て

「ここにいるより、病院病院に行かれた方がいいのでは」

と、言われたので、
再度、近くの病院へ電話して
受け入れてもらえるようにお願いしました。


車で15分くらいで着いた夜間病院。

総合病院ですが、田舎の病院なので、
お医者さん1名、看護師さん2名、あとは警備員の方が1名のみでした。


救急外来の患者は夫のみ。


男性看護師さんが熱いお湯を用意してくれました。

熱いお湯に患部を付けると痛みが和らぐようですが、
少しでも温度が下がると痛みがぶり返すようです。

看護師さんが、何度かお湯を変えてくれていたのですが、
すぐに温度が下がってしまうせいで、
なかなか痛みが引かない夫。

点滴で痛み止めを打ってもらう事にしましたが

一向に痛みが引かない様子。

すでに3時間ほど激しい痛みと戦っております。


さらに続きます。