不妊治療内容ではありません。
2年前、私のそばに
セキセイインコがいました。
生後2ヶ月で一人で餌を食べれない状態で
『ママ〜』と言っているかのように
後ろからついてくる、
まるで
私達の小さなベビーのような存在でした。
名前はピナといいます。
ピナの存在が夫との結婚、
不妊治療の目標にもなっていますので
書いていこうかと思います。
胚移植前の期間の6/1-6/14(予定)
の2週間をかけて
書いていこうかと思います。
すべてが実話です。
途中、目を背けたくなる
内容も含みますが…
よければ読んでください。
なお、タグ付けをしていますので
不妊治療のみを見たい方は
不妊治療のタグをご覧ください。
この頃になると、夫(この時は同棲中)
に噛みつくことも少なくなりました。
余命は生後半年
と言われたピナですが、
生後2年過ぎた頃に異変がおきました。
お迎え5日目の時の吐き散らかしがありました。
それと同じ感じで
明らかに1日食べた量を吐いている。
体重は全体の5%以上減っていました。
動物病院にいくと
『メガバクテリア』と診断されました。
獣医師:『対処療法しかありません。PBFDなので、免疫力も低いですし、難しいのが現状です。注射しますか?
…ただ、注射はこの子にとって物凄いストレスです。注射をすることで、ショック死する子もいます。
注射をすることで、症状は緩和されて今よりは楽にはなります。
もう一度聞きます、注射をしますか?』
初めて余命宣告をされた2年前に
覚悟はしていたのに
涙が止まりませんでした。
延命しないって決めてたのに
私は、注射を選択してしまいました。
ただでさえ衰弱している小さい体に
針が刺さった時
『…ピィ……』
か細い声が聞こえました。
私が選択しているのはピナの治療ではなく
単なるエゴであること
そして、私の選択はピナを苦しませていること
が、分かりました。
ごめんね。苦しかったね。
痛かったね。
ママ失格だね。
この時からピナの姿は痛々しくなっていますので
元気な姿を写真をのせます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240530/08/pinna-misa/9c/3b/j/o1049108015445130810.jpg?caw=800)