ひたちなか市外野

こどもと大人のためのピアノ教室

講師の小室典子です

 

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(vol.4の続きです )

 

 

譲って頂いたチケットを手にして

初めて由利子さんのコンサートを聴きに行きました。

 

2009年9月26日でした。

由利子さんを知った日から20余年の歳月が過ぎていました。

 

 

コンサート会場は東京文化会館小ホール。

 

開演時間になって

由利子さんがステージに表れました。

 

由利子さんの指から最初の音がポロンと響いた時、

透き通った優しい音に心が震えました。

(CDやラジオ放送で聴く音色とは全く違っていました)

 

それからは、次々と奏でられて行く楽曲を

息をするのも忘れるくらいに聴き入りました。

 

由利子さんの演奏を聴きながら

「ああ、私はこんなふうにピアノが弾きたかったんだ…」

と思って

涙が出て止まらなくなりました。

 

 

そのころの私は

自分の演奏を人がどう思うか

人の評価を気にして、ピアノを演奏することが苦しくなっていたのです。

「こう弾かなければならない」と思い込んでいて

心がとても窮屈でした。

 

 

由利子さんの奏でるピアノは

心がとても自由なのです。

 

聴いているとそれがよくわかるのです。

心の柔らかさが演奏から伝わってくるのです。

 

由利子さんの演奏を聴きながら

心の中の塊が溶け出て行くように感じて

涙が止まらなくなったのです。
 


私も由利子さんのように

自由な柔らかい心でピアノを弾きたい!

 

そう強く思いました。

 

 

心の中いっぱいに

そんな気持ちが広がっていた時に


由利子さんがマイクを手にして

「メロディースクール」を開催することをお話されました。
 

 

その話を聞いた瞬間に

「ぜひ受講したい!!」

と、そう思って

まるで電気ショックを受けたように

心臓がドキドキしました。

 

 

 

 

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