本日、日立地区のピアノステップに参加した2人。

 

レッスンがあって私は会場まで聴きに行けませんでしたが

お母様が送ってくださった動画を見ました。(2人は兄妹です)

2人とも良い演奏をしたと思います。

 

 

 

23ステップ部門で参加したSちゃんは

 YOASOBIの『群青』を弾きました。

 

左手でリズムを刻むところと、そうでないところのペダルのつけ方を工夫して

曲の雰囲気を変えることをギリギリまで練習していました。

 

それを本番でちゃんと表現出来て

アドバイザーの先生方からも、ペダルのつけ方を工夫したことを高評価いただけました

 

『ペダルを上手に使い、リズ宇を刻む所との対比が明確でした!! 流れも良いですね。これからもいろいろな曲にチャレンジしてください』

 

『とても楽しく演奏出来ましたね。クラシックだけでなく こういう国を弾けるとうれしいね。これからも たくさん いろんなジャンルの曲にチャレンジしてください』

 

『この曲は歌いながら弾いて言葉をのせた方が うまくまとまるかもしれませんね。これからも楽しんで色々な曲をチャレンジしてね。』

 

 

 

 

 

『パッヘルベルのカノン』を弾いたH君は

フリーステップ部門で参加しました。

 

左手の通奏低音のフレーズを感じて弾くことや、ペダルの踏み替えに注意して一生懸命に練習していました。

 

がんばった甲斐あって

曲の構成をしっかり掴めていることや、ペダルを上手に踏めていることをアドバイザーの先生方から高評価いただきました。

 
『とても建設的に構成をとらえていて 全体の骨格のはっきりした パッヘルベルだと思います。これからもいろいろな曲にチャレンジしてくださいね。表彰おめでとう。』
 
『左手が同じ通奏低音が続く中で右手のリズムが変化して行く曲ですね。アレンジで多少左手お通同低音がわかりにくい所もありますが、曲の雰囲気をとらえて美しく弾けました。』
 
『安定したテンポでのスタートでした。
ペダルも上手に使えていますね。
ペダルを踏むとバスはより響くので、バランスのコントロールにも気を付けて取りくんでみてください。』
 
 
2人ともアドバイザーの先生方3名から最高点を頂いて
「過去、最高だー!」と喜んでいました。
 
H君は今回で5回目の参加となったので、ステージ上で表彰されました。
 

表彰されて嬉しそうなH君

 

 
 

私が一番驚いたのは

Sちゃんが暗譜で演奏したことです。

 

私の前で一度も暗譜で弾いたことが無かったし、

3日前のレッスンの時も「本番も楽譜を見て弾く」と言っていたからです。

 

夜、Sちゃんに電話で「暗譜で弾くことをいつ決めたの?」と聞いたら

「今日、会場で待っている時に決めた」と…。

 

いつの間に度胸がついたのでしょう。

 

 

 

2人とも無事に本番を迎えることが出来て

ご両親もさぞかしホッとされていることと思います。

 

というのも

Sちゃんは昨年10月にもステップに参加する予定でしたが

直前にインフルエンザに罹ってしまって出られなかったのです。

 

その上、今回は

2人が今日のステップへの参加を決めた直後に

私が骨折で入院してしまい、

演奏する曲を決めたものの

2ヶ月の間、全くレッスンできませんでした。

 

その間ずうっと2人に自主練習をしてもらっていましたから

「レッスンが無くて大丈夫かな…」

と、お母様は不安だったそうで、相当心配されたようです。

 

でも私は全く心配していませんでした。

 

毎日必ず練習する習慣が付いている2人です。

兄妹で同時に入会してから

6年間ずうっとピアノを習ってきています。 

自分で練習できる力をしっかり身に付けていると

私は信じていました。

 

今日の会場は500名ほど入る広いホールで

2人とも、ものすごく緊張したそうですが

弱気にならずに自分に打ち勝って

練習の成果を出せたのはすごいと思いますし、

私に頼らずとも自力で頑張れた2人に

心から拍手を送りたいと思います。