今日の夕方に病院のロビーでクリスマスコンサートが開催されました。


管内放送でそのことを知り、車椅子で聴きに行きました。



冒頭に病院長から挨拶がありました。

このクリスマスコンサートは今回で25回目だそうで

コロナ禍以来、4年ぶりの開催ということでした。


(※水を差すようで申し訳ないですが、プログラムにミスを発見しました。

『願い〜クリスマスの日に~』の作曲者はピアノランド教則本の著者、樹原涼子さんです)



コンサートの最初は高校生たちの合唱。

少人数ながらも透き通る歌声で、心が洗われるようでした。

身振りを加えてダンスをしながらのクリスマスソングメドレーが楽しかったです。



ピアノソロの写真を撮り忘れましたが、高校2年生の男子が素敵な演奏を聴かせてくれました。



チェロとハープ、ピアノの3人のアンサンブルもすごく良かったです。

久しぶりに心が震えました。

(チェロ奏者は、ジブリの「ハウルの動く城」の映画の中で『世界の約束』を演奏している方だそうです)




最後は出演者全員のコラボ演奏。

モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」


「希望の歌」(ベートーヴェン第九)



周りを見渡すと

私と同じように車椅子に座っている人や

点滴やお小水の袋をぶら下げている人が沢山いて

病院独特の雰囲気でしたが


高校生たちの透き通る歌声と

ピアノ、チェロ、ハープの音に包まれながら

私も骨折のケガをしていることを、しばしの間忘れていました。



院内コンサートと聞いて、30分くらいかと思っていたのですが

70分という時間たっぷりのコンサートでした。

選曲がバラエティーに富んでいたので

音楽をあまり知らない患者さんたちも、きっと楽しめたと思います。


私も単調な入院生活の中で生音に触れることができて

幸せな気持ちと元気ももらえました。


病院長もスタッフの皆さんも、みんな笑顔で嬉しそうでした。

30分くらいかと思いきや

70分という時間たっぷりのコンサートで内容も盛り沢山で

たっぷりと音のシャワーを浴びて堪能させていただきました。