昨日の夜は久しぶりに色んなことを考えては不安になり、
睡眠導入剤を飲みました。
今日は実家で一日中だらだらと過ごしました。
里帰り出産で予約していた実家近くの病院にも、やっとキャンセルの連絡を入れました。
久しぶりに泣きそうになりました。
もうすぐ実家から自宅に帰り、夫と二人の生活に戻ります。
日常に戻り生活を立て直さないといけない焦りがありましたが、
今は少し不安モードです。頑張ります。
さて、NIPT検査結果を聞きに行く日のこと。
現実を突きつけられるのが嫌で、なかなかベッドから起き上がることができませんでした。
仕事に心から行きたくないなと思う日はありましたが、
間違いなくその何百倍も病院に行きたくなかったです。
こんなにも行きたくないと思うのは人生初めてだよね、と話したのを覚えています。
仕事は嫌でも行ったら終わりがくる、行くのは嫌でも始まったら頑張れる、というのが私の普段の心持ちでした。
ですが、今回は行っても終わりません。もっと苦しくなるのがわかっていたので。
この日までに先生に質問したいことを二人でまとめていました。
ダウン症であった場合の質問です。産む場合、産まない場合で質問を具体的に考えていました。
病院に歩きながらも、「7割くらいは産みたい方向で話し合っています」となんとなく先生に伝えるイメージをしていました。
その場合のリスクとか、生まれてきた後に必要になる手術などのお話。
道中ダウン症かなと思う小学生くらいの方とすれ違い、
「今の子、元気に普通に歩いて話してたね~、知らなかっただけで身近にたくさんいらっしゃるんだろうね。」
みたいな話もして、暗い気持ちの中にも自分たちを励ましたのを覚えています。
診察室に入ると、先生は「はい、今日は結果ですね。」
いつも通りの表情です。
結果の用紙を見せてくれた瞬間、本当に一瞬だけ”21トリソミー陰性”が目に入ってきて安心感で泣きそうになりました。
それと同時に、一つ下の欄に赤文字で"陽性"の二文字が目に入ってきました。
言葉を失いつつ、予想外の結果にすぐには涙も出ませんでした。
先生から、「今回は18トリソミー陽性という結果が出ました。」の一言。
本当に、言葉を失いました。
ショックすぎて笑いが出たのを覚えています。
そして先生から、もう何度も見た、あの表が出てきます。
18トリソミーの子の子宮内胎児死亡率、90%は1年以内に亡くなる、考えられる疾患等々、、
悲しいことしか書いてありません。
先生から18トリソミーについて、もう一度説明をされました。
この表に書いてあることは事実。
この先お腹の中で亡くなる可能性も高いけど、このまま赤ちゃんの運命にまかせてもいいし。。。
もう一つの選択肢のことは、先生は直接口にされなかったと記憶しています。
まいりました。もうそれしか心の中にはなかったです。
NIPTでこの検査結果が出ても、3分の1の確率で陰性の可能性があると言われました。
3分の2は18トリソミー確定ということですが。
その数値の根拠はよくわかりません。
どちらにしろ羊水検査はしないといけないので、二日後にお願いをしました。
改めて検査内容やリスクの説明を聞きます。
さすがに泣いてしまって話の内容は入ってきませんでしたが。
その後、検査をする為にも必要とのことで、赤ちゃんの状態をエコーで診てくださいました。
心臓は動いているけど、心臓の異常も既に見えてきているとのこと。
少しずつだけど、やっぱり成長していること。
そして女の子だということも教えてくれました。
私は、元気そうに動いている赤ちゃんをまともに見ることが出来ませんでした。
夫もさっきまで堪えているようでしたが、画面を見ながら泣いていました。
最後に、聞いても仕方がないのは分かっています。
私「これって21トリソミーに比べても低い確率でしか起きないことですよね?」
先生「はい、そうだと思います。5000人に1人くらい、、、前にも若いお母さんでダウン症ではなく18トリソミーとなった方がいました。」みたいなことを言われました。
私が若くないのは分かっていますが、フォローしてくれたんでしょう。
後でネットで調べたら私の年齢だと7000人に1人とも出てきました。
本当に本当に、まいりました。。。それだけです。
2人とも完全に思考停止していましたが、このまま帰宅しても何も食べられないだろうからとショッピングセンターに寄って帰りました。
フードコートで、とりあえず喉を通りそうなサーティーワンのアイスを食べました。
週末の、子ども連れも多い賑やかな空間で、二人とも涙を堪えることはできませんでした。
それからなんとかテイクアウトのご飯を買い帰宅。
少し気持ちが落ち着くと飲まないとやってられない気分になり、私も久しぶりにノンアルビールです。
そもそも今は結果を受け止めることもできないけど、
これからこのことを家族に伝えなければいけない辛さ。
そして、このままお別れをするだろう我が子への想いが溢れます。
さあ、またまた眠れない夜が始まりました。