「ピアノの森」 18:レクイエム

 

ショパン・コンクール、ファイナリストが決まった。ファイナルに残れなかった修平はショックを隠し切れない。結果に涙する者、喜びをかみしめる者…フィルハーモニーホールのロビーには色んな感情が渦巻いている。様々な想いをすべて包み込むように、聖十字架教会にモーツァルトのレクイエムが響き……。

楽曲
モーツァルト:レクイエム~ラクリモサ 

 

公式ホームページ

http://piano-anime.jp/story.html

 

会場に遅れて入ってきたカイは、自分が第2次予選に通ったことも

修平が落ちたことも知りませんでした。

レフからは、修平にもおめでとうと言ってやれよ、という残酷な嘘をつかれましたが

(ここでは原作で本当に「おめでとう」って言っちゃうんだけど)

修平の表情で、彼が落選したことを悟るカイ…。

 

公園での(落選後の)マスコミへのインタビュー後、

偶然にカイと出会ってしまった修平はカイにやり場のない思いをぶちまけてしまいました(やってもーた・・・)。

 

2次予選での修平のピアノに心から賛辞を贈るカイの思いは今の修平には届きません(というか、バリヤーを張って聞こうとしていないのよね)

 

カイくん、君は本当にいいやつなんだろうけど

今僕は君のいない世界に行きたい

いや きっとずっと前から

ごめん、僕は君が嫌いだった

小学生の時から嫌いだったんだ

 

別れ際、泣いていたカイを見て本当は心が揺さぶられた修平。

 

僕はカイくんが嫌いだ

でもそれ以上に自分のことが大嫌いだ

カイくんに投げつけたナイフ 

すべて自分に返って来たように心が痛い・・・。

 

 

修平パパは、まあ、人間臭いとはいえ父親としてのフォローが足りませんでしたねー。

パヴラフ先生の方がよっぽど修平のピアノを認め、彼の未来に目を向けていました。

でも、修平が取材をすっぽかし姿を消したことを知って、反省し始めたのでした。

自分が長年抱えてきた阿字野の呪縛から解放されるために、息子に自分の代理を認めたのではないかと・・。

でも、友人のクリスティーナははっきり言っていました。

 

もしものことなんてないわ。あなた、あの覚醒したピアノを聴かなかったの?

彼はピアニストなのよ。あんなピアノを弾いた人間がばかなことをするとは思えないわ。

あの快感を一度知ったらまた弾かないではいられないもの

・・・あれはそういうピアノだったのよ。

 

聖十字架教会でのショパンの追悼ミサ。

モーツァルトの「レクイエム」が、耳を傾けている人たちの心を浄化していくようです。

雨宮パパも、修平も、何かに気づいたようです。

 

私は同志であるはずの一ノ瀬に

あろうことか対決させるという間違いを

私は修平に苦しみだけを

与えていたのではないか

 

翌朝、パン・ウェイ君は散歩コースでいつも会っている仲良しのワンコに引っ張られ、

階段で寝ている修平君を見つけました。

 

お前みたいな甘ったれた弱虫 俺は心底嫌いなんだ

もう俺の前に現れるな

 

なんてパン・ウェイにはひどいことを言われながらも

 

僕 結果は受け入れています

自分の中で一番のピアノが弾けましたし

ここからが僕の新たなスタートです。

 

とさわやかに答える修平。

修平は、心の整理が出来て色々気づけたようです。

小学生の時にカイと出会わなければ自分は大切なピアノを手放していたこと

自分だけの音を見つけられたのもきっとカイがいたからだということ

 

そして、パパとも本当に心を割って話し合える用意が親子ともに出来たようです。

 

あとはカイとの仲直りを待ちましょう。

次回、この作品の中で一番好きなエピソードのはずですニヤリ

 

 

おまけコメント

・パン・ウェイの毒舌、やっぱりいいわー(笑)

・カイの表情を見ただけで「何かあった」と見抜く阿字野先生とジャンじい。やっぱり心の父と祖父ニコニコ