SNSでの誹謗中傷はたぶんなくならない。
見なければいい、やらなければいいと
言う人がいる。
そして気にしなければいいと言う人も
いる。
勘違いから攻撃されたことのある私は
そのときすごく傷付きました。
そして後から一部の人からは謝られ
ましたが、それで付いた傷が癒えたり、
治ったりするわけではないことも
知りました。
謝るほうはそれだけで終わりです。
そしてこちらも責めたりはしません。
でも例えばまっさらな布についた
裂き傷は繕っても消えはしません。
そこの部分の付近から再び裂ける
危険も増します。
人の心はもっと複雑です。どんなに
蓋をしても、忘れたと思っても
似たようなことを目にしたり耳に
したりするだけで、まるで今ついた
ばかりのような痛みで傷口が開きます。
見なければいい、やらなければいいと
言っている人が被害者になったとき、
どう感じるのでしょう。
気にしなければいいと言っている人は
自分が被害者になったとき、本当に
気にならないのでしょうか?
顔が見えない人間ならどんなに傷
つけてもいいなんておかしい。