フォルテピアノアカデミー | piano♪pino

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ピアニストの後藤光子です。
主に長野、東京、埼玉で活動しています。
音楽のこと、日常のこと、いろいろ書いてます♪

皆さまこんにちは♪


今年は梅雨が長引いていてなかなか夏らしくなりませんね(´・ω・`)
もう7月も終わろうとしているのに…


でも、夏が苦手な私にとっては涼しくて快適照れ




少し時間が空いてしまいましたが、7月13〜15日に「フォルテピアノアカデミー」で小倉貴久子先生のレッスンを受講してきました!



今お仕事しているお教室の先生の勧めで受講したのですが、フォルテピアノにちゃんと触れるのも、公開レッスンを受講するのも初めて。
受講前はかなりドキドキしながら準備を進めました。

今回はベートーヴェンとスカルラッティ のソナタを選んだので、ヴァルターとクリストーフォリの2台の楽器でレッスンをしていただきました。





どちらの楽器も現在弾かれる機会の多いモダンピアノ(家庭やホールでよく使われる黒いやつ)に比べて、鍵盤が浅くて軽いびっくり
そして微妙に鍵盤の幅が狭かったり、、、

今のピアノほど頑丈ではなく、音量も小さいのですがとても繊細なタッチが求められます。
ほんの少し指が触れれば音が出てしまいます。



私は手が小さいのと長年の悪い練習方法で、演奏する時に余分なところに力が入ってしまったり、手のひら全体で弾いてしまう癖があるのですが…
その弾き方では楽器に拒否されてしまい、音が鳴らない汗


初めて尽くしでとにかく戸惑いながらのレッスンでしたが、楽器から音がダイレクトに伝わってきて「指で弾く」という感覚を得られたことが1番の収穫でした。

レッスンの後に聴講されていた方から「どんどん音が変わっていくのが、聴いている私たちに伝わってきて驚いた」と言っていただきました。
私自身、レッスンを受けている最中に自然と歌える音楽を作れた気がしましたし、変化していく音楽に没頭できてとても楽しい時間でした。

3日のレッスンと1日2時間程度の練習時間で弾きこなせる楽器ではありませんが、言葉にするのは難しいけれど「なにか」を掴みかけた気がして。

うまく言葉にはできませんが、その「なにか」を自分の物にするべくピアノと曲と向き合っていきたいと思います!





今回レッスンでみていただいた曲は8月25日のたまゆらコンサートで演奏する予定です♪

ぜひ聴きにいらしてください!