3年前のことになります。
大腸カメラの日。
大腸カメラの検査を受けるのは人生で2回目。
7~8年ぶりだったと思います。
夫は仕事。
冬休みだった小学生と中学生の子供を家に残して一人で馴染みのクリニックへ。
私はものすごく痛みに弱い人間です
30歳過ぎてからレーシック(視力矯正)手術をしたことがありましたが、
「点眼の麻酔薬を入れての手術なので痛みはありません」と謳われている手術だったのに、
私にはすごく痛くて、目を開けてなんていられず医師に怒られて(笑)、麻酔薬をドボドボ追加されたなんてこともありました。
それでも痛くて本当に辛かった
大腸カメラは、通常(大腸カメラで診る範囲の)いちばん奥までひとまず挿入して、奥に到達してから順番にゆっくり直腸や肛門のほうへカメラを移動させながら診ていくらしいのですが…
私の場合は、私があまりに痛がる(軽い鎮静剤は注射しているのに)ことと、医師も「腸の曲がり角でカメラが曲がってくれない」などと言って、いちばん奥まで挿入するために何十分費やしたのかわからないほど時間が経過していました。
カメラを入れたままの状態で何度も「体の向きを変えてみて」と医師から要望があり、カメラが腸の中を通る痛みや腸の中に空気を入れられる痛みに苦しみながら、言われることに協力していましたが…
「ごめんなさい。最後の角はどうしても曲がることができない」と医師から言われて「診れないところ(上行結腸のことだと思います…)を除き、診れるところだけを検査していきますね」ということになりました。
「うーん、特に異常はなさそうだなあ」などと言いながら、もうすぐ終わりというところで、
「直腸にポリープあるわ」という医師の声が。
患者自身にもモニターで見せてくれているので、私も確認しました。
「では、これ今からとります」。
急に看護師さんたちもあたふたと動きはじめました。