2024年1月公開の映画「笑いのカイブツ」に

まきもっさん、ちょろっと映っております!

 

岡山天音さん、菅田将暉さん、中野太賀さん、松本穂香さんなど有名俳優陣が出演。

 

 

 

実はまきもっさんの本拠地、大阪京橋が映画ロケ地として採用され

京橋地域活性化のドン、鷲見慎一さんにお声がけ頂いて

多数の京橋仲間がエキストラ参加しています。

右の方が京橋地域活性化機構理事長の鷲見慎一さん。

撮影当時(2021年夏)ののち、なんと選挙に出馬されて

今では大阪市会議員となられました。

 

さて、時を戻してコロナ禍2年目2021年の夏。

大阪編の撮影が京橋のみならず大阪城公園など大阪で開始。

エキストラ参加シーンが決まったので

私は早速原作を購入して、自分のシーンの前後の確認や

全体のストーリーを頭に入れておきました。

 

原作者は、ラジオなどにハガキでネタ応募して

採用されまくる「ハガキ職人」として名を馳せたツチヤタカユキさん。

大阪出身で、その後東京に出てメディアのお仕事をするまでになります。

その裏側の葛藤や人間模様を多数の俳優陣で織りなすストーリー。

 

私がエキストラ参加で応募したシーンは

「主人公がバイトする高級レストランのお客さん役」。

 

撮影場所は玉造稲荷神社お向かいにある

 大阪野菜を多用していて、私もよく訪れていた

フレンチレストラン「リール」でした。

 

 

 

この薄ピンクのワンピースで映っています。

事前の申し送りでは「カジュアルすぎない綺麗目の服装で来て下さい」とあり、

スタイリストさんやヘアメイクさんのチェックを経て

シーンとの兼ね合いで用意した衣装に着替えて貰ったり

ヘアメイクを変更させて貰う、とのことでした。

 

この日は夏日の暑さだったのでノースリーブで行きましたが

映画のシーンの季節が分かっていなかったので

念のため同色のストールを持って行きまして、

実際の撮影では肩にストールを羽織った方が良い、

とのスタイリストさんの指示でした。

 

ヘアメイクに関しては私は修正なしでしたが

(暑い中、厚化粧して行って良かったよ(笑))

私の相手役(?)で対面に座った男性は本人申告で

あまりにもヒカキンさんに顔も髪型も似すぎていたため

(事実、家で奥様にも指摘されていたそう(笑))

髪型をヒカキンさんから遠ざけましょうね~と

ヘアチェンジをされていました。

 

私が撮影したテーブルは窓際のココ。

この写真の右手前の席に座っていました。

入り口から近かったので、

岡山天音さんも入りの際に真横を通って行かれました。

(残念ながら同じ画面での共演は無し!

岡山天音さんはホールではなく厨房内での撮影だったのです)

 

私の席から店内を見るとこんな感じで、

左手壁の光が漏れている細い隙間から厨房が見えています。

 

上の写真右奥の明るい子ども椅子が積まれた辺りにカメラがセッティングされ

窓際の私たちの方にレンズが向いていました。

 

私は映画の撮影って初めて参加したのでびっくりしたのが

撮影クルーの多さ。この空間に監督・プロデューサーをはじめ

スタイリストさんなど実際に瞬時に精査してフィルムを作る人達以外に

斜め掛けバッグにガムテープを何種類も通して抱えているような

アシスタントさんたちが10名近くうごめき、

この通路に全員黒づくめで20名ほどいたんです。

(黒づくめなのは、ガラスなどに反射してシルエットが映ってしまわないための配慮)

 

 

アシスタントさん達はそれぞれのテーブルに撮影時の指示を伝えに来てくれて

私たちエキストラのシーンはディナーを食べている幸せそうな人達、

という風景なので、実際のお食事も出して頂け、

本番では実際に食べてよいとのこと!

最初に出されたプレートはメインっぽいこれだったので

偽ヒカキンさんとぬか喜びしたのですが、

画面の雰囲気的にこれは奥の席に持っていかれちゃいまして(笑)、

実際に撮影&食したのは前菜のコチラ。

冷たいサーモンのタルタルの前菜。

メイン料理よりもずいぶん量が減ってしまいました(笑)

(明るいうちの16時頃に入り、撮影は19時以降の暗い時間帯なのでお腹も減って来た!)

 

アシスタントさんたちは16時から入って指導などしてくれていましたが

カメラクルーやキャストたちが前の撮影で押して予定時間をかなり超えてやっと揃い、

外が暗くなったくらいからリハーサルが始まり、

ホール店員たちの動きやカメラの動き方のタイミングを何度も微調整して

やっと実際の撮影の開始。

この間、なんとエアコンは切るんですよ。

雑音が収録されてしまわないように、なんでしょうね。

どんどん気温が上がっていくので私も偽ヒカキンさんも汗だくに。

そして冷たい前菜のサーモンの形も溶けて崩れていきました(笑)。

本番でやっと口にした際には「これ、食べて大丈夫なのかしら?」と

思う位にぬるかったです(笑)

夏場の撮影はきっとどこでもこんな暑さとの闘いなんでしょうね、

初めて経験をしました。

 

 

待ち時間の間にアシスタントさんから配られたのが

右側、撮影参加記念品としての赤い文字の冊子。

実は実際の台本とそっくりに作られた無地ノートでした。

スタッフさんも同じ表紙の台本を抱えていて何度も開いていましたし

もちろん岡山天音さんも菅田将暉さんも同じ表紙の台本を持っているわけです。

そんな心遣いも有難いなぁと、初めて知る世界にワクワクしました。

 

 

そして2023年8月、大阪での関係者試写会に招かれました。

エキストラ参加した人やロケ地提供した方々、

そして出演された吉本のお笑い芸人さん達も揃っての試写ルーム。

こんな世界がある事も知らなかったので

とても興味深く参加させて貰いました。

 

編集の終わった作品としての映画を見させてもらい、自分の出たシーンも確認。

意外と前半で、そしてしっかりと画面中央でテーブル全体が映り

ピントも合うシーンで嬉しかったです♪

 

見に行かれた方、

「あれ?まきもっさんに似た人がいた気がする?」と

思ったらそれは正解です(笑)

 

笑いのカイブツは2024年1/5から公開されています。

他にも京橋の名所が多数使用されていますので、探して見て下さいね!

 

【京橋の老舗BARでも撮影があった模様!】

 

こちらの、記憶でももう20年ほど存在するんじゃないかと思われる

昭和レトロなBARでも撮影があったようです。

 

BARのシーン、とのことですので

天音さん演じる主人公ツチヤタカユキさんが

菅田将暉さんに京橋の繁華街にある

サンピアザビルで出会って拾われ

その後、菅田さんのバーでバイトしながら

カウンター内でも必死にネタを書いている、というシーンですね。

 

まさかこんな家の近所にも

あの大所帯の撮影隊と岡山天音さん、菅田将暉さんが

お越しになっていたとは!!

 

このBAR杉の子ではこんな

「ファーストテイクごっこ」が出来るセットもある様子。

いつか行ってみたいです(笑)

 

 

 

【父と観に行ってきました】
元々映画好きな父に、エキストラ参加した報告をすると
「毎日暇してるし、見に行くの付き合って」と言われ
(私はヒマしてません。父が毎日ヒマなのです)
昼上映がある映画館は、
梅田スカイビルのシネリーブル梅田のみだったので
ホテルバスで向かいました。
 
お。このパターンのポスターは初めて見ました。
 
映画館フロアには、
・主演の岡山天音さん
・原作者のツチヤタカユキさん
・映画監督の滝本さん
3名の直筆サイン入りのポスターがありました。
 
現役を離れて10年以上経つ父が見ても
この世界観は理解出来るのかなぁ?と思っていましたが
感想は
「若い人は仕事の裏でこんなに苦労(&苦悩)してるんやなぁ」
とのこと。
それと、テレビでよく見るお笑い芸人のネタは
全部本人たちが作ってると思ってたけど、
こんな風にネタを作る裏方の人が居る事も
初めて知ったそうです。
 
私が出るシーンは肩を叩いて「ほら!あそこ!」と
指さしてしっかりわかったようです(笑)
ひとまず退屈せずに2時間見れたようで良かった!

 

 

以上、オフィスhint linkの槙本千里でした。