コンビニで誰かにちょっと食べ物をもらっている猫の子を見たとして、
その光景を見て、心がほっこりしますか?

私はしません。
フォーカスしている所が違うんだと感じますが、
私はその子の「その後」が心配でなりません。
(ほっこりしたという書き込みを見たので)

コンビニでご飯をもらっていた猫を
東京の里親さんの所にお届けした話です。

ながーいですニヤリ
ちょっと前のことです~。

2021.11.14  とあるコンビニに車で行きました。

車を降りたら、知らない猫が車に乗り込んで来たんです。

「おばちゃんひらめき、ごはんないの~?猫

「くんすかくん。ごはんないの~猫

その全く物怖じしないサビちゃんが、このお方。

車からは降りたけど、まだ
食べ物は探している様子。

コンビニのスタッフさんに聞いたら、「ずっといる」と。

私は見かけたことも無いんだけど?

でもご飯をもらってはいるようでした。

通る人、通る人についていくんです(T-T)

こっちがハラハラですよあせるあせる

買い物してる間、迷いましたが、
連れて帰ることにしました。
いつもこんな決断をする訳じゃないし、
できる訳じゃない。

人を怖がっていないことも連れて帰れるかなと思った理由の一つ。

そして私が利用しているコンビニなので、
今後も心が痛みそうだと思ったこと。

でも、後からこれはご縁だったなぁと感じるのです。

すんなり抱っこできて、そのまま車に乗せましたが、
まさかのダウン

家に入れるのに時間かかりました。
翌日になったんだったかなぁ?ワスレタ

実はこの子をどうしようかと考えていた時に、
一人の友人がふと頭に浮かびました。
遠方だし、しょっちゅう連絡取ってる訳でもない人ですが
大学からの長い付き合いです。

もう猫は飼わないと強く思っている人です。

すぐ電話して伝えた所、年齢のこともあるし、
母子だし、きっとお母さんが反対すると話ながら
(先代猫さんのときにお母さんも悲しまれたのでしょう)
号泣し始めましたえーん

猫さんをすごく大切にしてたから、
琴線に触れたんですかね。

時間をちょうだいと言われたけど、
私は、やっぱりだめかーと思っていました。

そしたら1時間で電話がかかってきて、
「お迎えする」と。

まさかのお母さんが「ご縁じゃない?」と仰ったとか。
自分が先に逝った時に、娘の側に誰かが居た方がいいとも思われたようで。

友人ももう飼わないと決めていたけど、
これもご縁かも?とやはり思ったと。

そこで初めて猫の柄と性別を聞かれたのでした(笑)
いや、言えるような雰囲気じゃなかったんです、
最初にかけた電話の時は爆笑

隔離していた部屋で、人恋しくて一晩中なくので、
かわいそうだから早く連れて行かなくてはと、
急ぎました。

(獣医さんに連れて行ったところマンソンがいました。東京の獣医さんの中にはマンソン裂頭条虫の落とし方を正しく知らない人がいることを今回知りました。ご注意ください。田舎に比べて少ないからだそうです。)

すごくなくので、飛行機の方が時間が短くていいけど、
この子の負担を考えると新幹線だな、
と思い新幹線で連れて行くことにしました。

よく九州から東京まで新幹線で保護猫連れて移動されている、
モデルのえいりさんにお聞きした経験談で、ちと安心して
でもドキドキで行って参りました。

それが保護して三日後のことです。

新幹線の駅までは旦那が乗せてくれたので助かりました。
それに狙い通り、車に乗っている間におしっこをしてくれました。
新幹線車内では例えうんちまみれになろうとも出さないと決めていたので。


もう声が大きくてねぇ笑い泣き頼むからなかないでーと祈りながら。

新幹線のアプリで何時間も確認しながら空いてる車両と席を選びました。

新幹線の一番後ろの席って後ろスペースが大きなスーツケースとかも置けるようになってますよね。
今はそこのスペースが使いたいなら、そこの席を事前予約しないとだめなんですよ。
以前は、そこに置かれた他人の大きすぎる荷物の為に、せっかく一番後ろの席を予約したのに座席を全く倒すこともできない状態になることもあったのですが、そういうことがなくなりました。

下矢印新聞紙敷いてるのは、他人様のお宅に持っていくのに、このバッグの底面が汚れないようにするためです。
なんじゃ?と思われても、おばちゃんは平気ですっ
リッチェルのキャリーバッグに入れて、上から専用のケースを被せています。
それでも何かあったらいけないので(駅や車内で行方不明なんて致命的ですから)
キャリーバッグを入れるための布バッグに入れています(半額だった)。
こういうの絶対に必要です。
(この時は二重にしても寒いから大丈夫でした。むしろ温かくできる)

ノラちゃんを搬送するようなときには、編み編みネットで囲まれてるようなバッグにキャリーバッグを入れると安心ですよね。
お世話になってるtamajirouさんが作ってらっしゃるので、そのうち~とのんびりしているうちに急に必要となる状況になり早く購入しとくんだったと後悔。

もう気が気じゃなかったけど、
最初はほぼなかなくて。
途中からちょっとなきだしたんですが、大声じゃなかったので、新幹線車内はある程度うるさく響きはしませんでした。
途中で前方の席の子供が泣き出したので、
(ええよー。もっと泣いてもええよっ)と心の中で口笛

「車内でうんちされたら、私が死ぬ」と言っていたのですが、
うんちされることもなく、無事に到着しました。


友人宅で私のお膝にいるコンビニ猫さん
こんなに甘々な子なんですよ。
友人にはまだ距離はありましたが。




友人宅なので、私もゆっくりできたので、

コンビニ猫さんも、少しは安心できていたようです。

その様子も見守ることができたのは有りがたいことでした。





ケージは事前に用意してもらいました。
連れていく前に様子を見ていると、
システムトイレでは用を足さないのが分かったので、
普段はオススメしないけど、当面に限りで鉱物系の砂を用意してもらいました。
(その後システムトイレに移行済み)

これを下矢印バッグに着けてました。
後ろから見えるようにつけておくと、エスカレーターでもぶつからないように追い越して行ってくれてるのが分かりました。
若い女の子がめっちゃ慎重に追い越してくれましたラブ

新幹線車内では、
「あぁ、保護猫ね」とすぐ理解もしてくださったり。

友人宅はマンションなんですが、
一つの階に二戸のみで、
ドアを開けたらすぐエレベーターホール。
しかも、非常階段にも扉がついているので
間違ってマンションの部屋の外のエレベーターホールに出てしまっても、
そのまま外や他の階に行ってしまう心配が有りません。
床は総ふかふか絨毯にしてあります。
これは先代の猫さんのために張り替えたんだそうです。
お風呂場、いやバス周りの床と台所、いや、キッチンの床以外は全てです。
友人の部屋はラグにしておいて取り替える模様。

窓からの景色。私立の学校です。
朝と夕方にチャペルの鐘が聞こえます。

前の住人さんがいたお部屋なんだけど、
その方の時も猫が2~3にゃん居たそうで、猫達がお外を眺められるようにリビングでは窓の高さに合わせてぐるっと棚をつけられたんだそう。

購入する時にお話したみたいです。
お話することあるんですね。

コンビニ猫さんは、お嬢様になり、ミミちゃんと名前をつけてもらいました。
(名前は庶民的 (笑))
かわいいラブラブラブラブラブラブ

帰りは時間のかからない飛行機にしました。
空港で友人から手紙を渡されたのでしたが、
手紙ではないとピンと来たのでお断り。
いらない、いや、読んで、手紙じゃないでしょ、を延々とやり封筒が落ちてしまったので受け取ったたところ、やはり過分な現金が。。

大好きな飛行機に乗れてラッキーじゃん!
状態になっているので、取り敢えず器セットを送りました。


使って食べてくれてたので嬉しいよ泣き笑い

ミミちゃんが普段どうして過ごしていたのか、
何度もコンビニ行って周りも見てますが分からない。
寝るところは無さそうです。

ずっといるって店員さんは言ってたけど、
私は見たことない猫を初めて見て、
その猫が車に一旦入ってきて、
連れて帰るとすぐ決断して、
すぐお家が決まって、
幸せに暮らしている。

友人ともご縁だね~と話してます。