9歳「お母さん。なんで自転車にイタズラする人とか、人が困ることとかイヤがることする人いるの？なんでするの？」
そういう人はね、
ふだんから自分を不幸だと思っていてね、とってもくるしかったり辛かったりするのかもね。
自分のことを大事にできないからね、
オレは誰にも愛されない！
て思ってたりね。
そういうやさぐれた気持ちがあるから、
世界を憎むのね。
自分が自分のことを大切に感じることができればね、
周りと自分を比べて不幸になることはなくなるんだよ。
自分のことが嫌いで自分には価値がない！って思ってるとね、
誰かの不幸を喜んだり、
誰かを傷つけたくなる気持ちになったりさ。
もちろん、自分のことが嫌いでもイタズラしない人もたくさんいるけどね。
でも、イタズラしなくても、
身近な誰かの不幸を願ったり、
心の中ではいろんな人を憎んだりするんだよね。
とにもかくにも、
人間の脳は、いろいろ誤作動を起こすものなんだよね。
でね、誰かに向けた剣はね、
自分に返ってくるの。
ますます悪循環なのね。
でも、剣を向けたくなる気持ちは、
どうしたらいいのかどうにもならなかったりするんだよね。
私もそういう気持ち、
すごく分かるもん。
だからね、自分のことを大切にできなくて困っているひとが自分を大切にできるようになったら平和だなぁ、
て思うから、心のお仕事してるんだよ〜。
。。。。。。。。。。。。。。。。
なんて会話をした、日曜日の午後。
9歳は、ボヘっとした顔で聞いてたな。
慈愛の心を思い出すセッション
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奥山のぶ
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