【観劇記録】
2009年2月7日(土) 11時公演 宝塚大劇場
My dear New Orleans -愛する我が街- ア ビヤント
とうとう安蘭さんのさよなら公演が始まってしまいましたとうこちゃんを意識し始めたのは、何の公演かはっきり覚えていないのですが、雪組の下級生の頃、銀橋で歌っている姿が気になり、顔と名前を覚えました。「風と共に去りぬ」よりは前の公演だったと思います。とうこちゃんの舞台歴を確認してみると、研2から新人公演で大きな役をやっているんですね。音楽学校首席卒業だから、いろいろ注目されていたと思うし、関西テレビの取材も受けていたんでしょうね。あの当時は、今みたいにスカイステージやインターネットがなかったから関東の人間にとっては、「歌劇」と「宝塚グラフ」の情報が貴重でした。。。
と、いきなり昔話になってしまいました。こう書きたくなるほど、とうこちゃんのことは下級生の頃から見守ってきたし、貴重な新人公演主演作3作(JFK、エリザベート、虹のナターシャ)を見ているし、すごい思い入れのあるトップスターさんなんですとうこちゃんが新人公演に出ていた時期は、私が新人公演をよく見ていた時期と重なります。
最近は、なるべく最初は自分の感性で舞台を見ようと思い、「歌劇」の座談会は読まないようにしているのですが、大劇場へ向かう途中に読んでしまい、とうこちゃんの発言を読んで、ちょっとさよならモードに入ってしまいました
そのせいか、お芝居もショーも退団者の活躍する場面が多く、台詞もさよなら仕様なので、ちょっとしたことで泣きそうになってしまい、お芝居の最後の方は堪えられませんでした
お芝居の方は、この時代があり、「JFK」のキング牧師がいて、今のオバマ大統領に繋がって行くんだなと思わせるものがありました。ただ、何点か不満もありました。朝海さんのさよならに続いて、植田景子先生は相手役に対して冷たい。あすかちゃんも途中で死んでしまうし。(まーちゃんのように舞台上で死んだ設定ではなかったことは救いですが。)次期トップのれおんくんをもう少しとうこちゃんと張り合うような役にして欲しかった。2番手がやるような役ではないと思います。しぃちゃんの役名がフランス人ではなかった。アンダーソンって英語圏の人の名前だよね。ムッシューと言っているけれど、アンダーソンだから台詞にフランス人って出てくるまでフランス人だと理解できなかった
ショーは、ストーリーがあり、退団者が場面をもらったりして、退団者ファンには最後の贈り物のようアランが化粧前で最後の出番を前にしているとき、とうこちゃんが持っているフィギュアが、とうこちゃんの初舞台のロケットの衣装だったことが私にはツボでした
「Apasionado!!」といい、「ア ビヤント」といい、藤井先生のショーは宝塚ファンの心を分かってくれているように思います。
今回は、とうこちゃんへの思いが強過ぎて、とうこちゃん中心の感想になってしまいました東京公演も無事に観劇できるので、他の方の感想は後に取っておくことにします。