投票率をUPさせる作戦 -Mari係数について- | ピンクフラミンゴのブログ

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■Mari係数について
安田さんは投票率アップを目指したが、インテリ層向けの係数だと思う。
政局に詳しい人向けである。
□良かった点
新党が善戦した場合の選挙戦がシミュレーションできる。
・立憲民主党は候補者数の足りなさ。
・本来は希望の党が獲得できる議席数。
与野党逆転など、インパクトが大きい。
選挙戦の新党の分析するには役に立つ可能性がある。
□悪かった点(承知の上だと思うが..)
得票率が多い人が落選する。
著しく議席を落とした政党が議席を維持(維新)
□選挙制度として
死票の扱いとして選挙制度に導入すると面白いかもしれない。
一期だけを目的とした専門政党が参加できる可能性がある。
組織力や資金力が継続できない議員を国会に送れる可能性はある。
クラウドファンディングが発達した現在、夢ではない。
Ex.保育園の数を増やすだけの議員(政党)
ただ、高投票率で健全に機能する仕組みだと思う。

■安田さんと私の相違
議会制民主主義の捉え方が根本的に違う。
安田さんは「低投票率を利用する政治が問題。為政者側にペナルティーをかけるべき。」
トップダウン型のアプローチである。
私は「制限選挙、不正選挙(※)が行われた訳ではない。有権者側にペナルティーをかけるべき。」
ボトムアップ型のアプローチである。

ムサシ製の投票機が不正しているという説があるが、真実としても数パーセントと認識している。
与野党共に票数は読んでいる。

■ボトムアップの理由
歴史が好きで、塩野七生や池田理代子に脳を毒された一人である。
「民主主義とは、民衆が勝ち取るものであり、与えられるものではない。」と考えている。
「日本は革命無しで民主主義を得たので投票率が低い。」という人もいるが違う。
私は議会制民主主義の始まりを大日本帝国憲法としている。
これは江戸時代後半は民衆(農工商)が力をつけ、明治の元勲達は「このままでは日本でも革命が起こる。」ということで立憲君主制を布いたとみている。
徳川慶喜が上京する際に護衛につけたのは武士ではなく、新門辰五郎を中心とした侠客達。
下級武士と平民を中心とした「奇兵隊」が長州征伐や戊申の役で活躍したのは、典型例だと思う
男女普通参政権はアメリカより早く導入されたことは記憶に留めた方が良い。(黒人の公民権の実効化は1965年)
有色人種の国では最初だと思います。

■安田さんへの感謝
対面だったらホットな議論となったろう。
コーヒーのぶっかけ合いで火傷するという点で..
冗談はともかく、有権者になってから「為政者も有権者も最低の選挙」と思っただったけど、自分なり指数を出し、世に提案できました。
踏ん切りがつくきっかけを作ってくれた。
ありがとうございました。
こんな選挙結果でも、投票権を投げるつもりは無い。
投票権を失うまで、票は投票箱にきちんと投げ入れますよww

 

That's All.