主張しない人になっていませんか？

モテ塾の

最後の恋応援ナビゲーター
市川浩子です。

前回の
アサーティブコミュニケーションの
続きです。

アサーティブとは、
相手を攻撃することも
卑屈になって黙ってしまうこともなく、

自分の意見や気持ちを
相手にしっかりと伝えるための
コミュニケーションの考え方と
その方法のことです。

コミュニケーションは
アサーティブを含め
下記の3つに大きく分類できます。

1. アグレッシブ
（攻撃型）

2. ノン・アサーティブ
（非主張型）／サブミッシブ
（服従型）

3. アサーティブ
（意思・意見表明型）

今回は2の
「ノン・アサーティブ
（非主張型）」のタイプ
について。

私のもとへいらっしゃる方
の中でも、最も多いのが
このタイプです。

自分の意見、要望、欲求、
権利さえも表に出しません。

そして、他者が自分の領域を
侵害したり、権利を否定したり
したとしても、
相手の言い分を受け入れます。

もし、自分の要求を
表明する場合があっても、
「とは言っても、

あとはあなたのお好きにして
構いません」など、
何のための要求だったのか
わからない言葉を
付け加えたりします。

非言語の情報としては、
アイコンタクトを避けたり、
語尾がはっきりしなかったり
する傾向があります。

【このタイプの人が持っている
信念の例】

・どうせ自分の意見や意思を
　主張したって、
　誰も聞いてくれないはず
（諦め or 相手を格下と見ている）

・相手の意見を優先すること以外に
　トラブルを回避できないはず

・こちらが自己主張さえしなければ
　もめ事は起きないはず

・責任を回避しやすいはず

・他者からの協力や信頼を
　得やすいはず

実はノン・アサーティブな行為は
メリットが多いのです。

ただし、もちろん
デメリットもあります。

・自分を見失いがち⇄自分探し

・自分の意志や意見を
　主張しなければならない場面でも
　できない習慣が身に付いている

・他者と深い信頼関係を築くことが
　できない（相手が頼りにしない）