モテ塾 のパーソナルプロデューサー
市川浩子です。

先日、子宮頸がん予防のための
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン接種について
厚生労働省は14日
「積極的な勧奨を一時的に控える」
と発表しました。


子宮頸がんは、子宮の入り口(頸部)にできるがんで、
若い女性(20~39歳)では乳がんに次いで多く、
日本では年間9,000人が子宮頸がんになり、
2,700人近くが亡くなっています。


ワクチン接種後、副反応の頻度は少ないものの、
ワクチンの接種後に体の痛みや歩行障害などの重い副反応や
原因不明の慢性的な痛みを訴える例が
複数報告されていることを重視し、
国民にリスクをわかりやすく説明する情報を
整理するまでの暫定措置のようです。


ワクチン接種後の副反応の発生頻度等がより明らかになり、
国民に適切な情報提供ができるまで、
「定期接種を積極的に勧奨すべきではない」との結論を出し
接種は継続するものの
全国の自治体に対して積極的に接種を呼びかけるのを
中止するよう求めています。


ただ、このような措置を取ったのは日本のみのようで
現在既に130か国近くで承認され、
公費助成でHPVワクチンを接種している国も
50か国を超えている
ので、
医療現場では混乱していることと思いますガーン


日本では今年3月31日まで
12~16歳の間に接種すると無料、
もしくは低額で接種でき
昨年10月時点の調査では、67.2%の接種率だそうです。

HPVワクチンについては、3回の接種を完了することで
HPV感染を防ぐための免疫が得られることがわかっています。

現在使われているHPVワクチンの接種によって、
がんになる危険性を6,7割減らせる
わけですから
副反応出現率と比べてどちらが有効かは言うまでもありません。

(ちなみに接種希望者は
これまで同様に公費で接種が受けられるほか、
副作用の被害が認められた際は救済制度の対象となります)


日本家族計画協会クリニック所長の北村邦夫さんは
今回の件で接種を控え検診のみを検討している方に対し
下記のように言われています。


「検診のみでは、
がんあるいは前がん状態の早期発見には有効ですが、
程度の差こそあれ手術を求められます。
その結果、早産が起こりやすくなったり、
子宮を含めて広範囲な手術によって、
将来の妊娠だけでなく、排尿障害、
尿失禁、むくみ
などによって
女性のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)が脅かされます。

ワクチンの接種は、そもそもがんにならないようにするわけですから、
検診とワクチン接種との違いは明白です。

また、子宮頸がんには、発生部位によって扁平上皮がんと腺がん
(子宮頸がん全体の25%程)がありますが、
特に腺がんについては、検診による早期発見が難しいだけでなく、
進行が早く、重篤になる危険性が高いがんです。

18型のHPVが主として原因していると言われていることから、
ワクチン接種の差し控えが起こることは
腺がんによって、
子宮広汎全摘出を余儀なくされる女性を
救うことが困難
になります」

皆さん、この問題どう思われますかはてなマーク


今日もあなたにとって素敵な一日になりますように祈る


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