おはようございます。
モテ塾
のパーソナルプロデューサー
市川浩子です。
傾聴のレベルには大きく3つに分けることができます。
・自己レベル(自分に意識が向いている)
・集中レベル(相手に意識が向いている)
・全体レベル(全体を考える)
具体的にどんなときに使うと効果的でしょうか
例を挙げてみます。
例1.
飲み会の席で、上司がこう言いました。
「俺ヤバいよ。こんなに腹が出てきちゃったよ~」
そんなとき、集中レベルで聞いたらどうなるでしょう。
「そうなんですか~。お腹がそんなに…
それは困った問題ですね」
こんなふうに返されたら、上司はきっと
「おいおい、そんなに真剣に返されると…」
となってしまうはずです。
こんなときは、【自己レベル】で
「お腹が出てきてしまったのですね。
うちの兄も最近出てきたようですが、
年齢のせいだからしょうがないかっと開き直ってました」
などと返したほうが、相手は気が楽なはずです。
例2.
飼っていた大事なペットが亡くなってしまい
友人は気落ちして、食事ものどを通らない。
そんなとき、自己レベルで返したらどうなるでしょう
「命とは儚いもの。新しいペットを見つけるしかないよ」
「悲しんでいても帰ってこないよ。
パ~ッと飲んで忘れようか付き合うよ
」
こんな返しでは、あまりにも冷たい感じを受けませんか
もちろん、人間関係によっては
そのほうがいい場合もあるかもしれませんが
一般的に考えたら、【集中レベル】で聞いてあげたほうが
いい場面です。
「あのかわいい○○ちゃんが亡くなっちゃったんだ~。
家族同然だったから、元気が出ないのも無理ないね」
などと、寄り添って聞いてあげることのほうが
相手にとって、嬉しいはずです。
例3.
クレームを出してしまい、上司に激怒され、立ち直れない。
…この時点では、本人は
自分のことばかり考えている状態です。
あなたが同僚だったら、どう返してあげますか
「クレームを言ってきたお客様の気持ちになってみたら
どんな感じ
あなたを信頼して今回の仕事を任せた上司は
今どんな気持ちだろうね」
ここでやっと本人は、
自分のことで頭がいっぱいの状態から
全体的なことを考えられるようになります。
そして、
「そうかお客様は期待していてくれていたからこそ
期待外れでショックだったんだ
上司は、私を信頼したのが間違いだったのか
自分を責めてしまっているかもしれないし
代わりにお客様にお詫びのご連絡を
しようとしてくれているかも」
などと、気づきがあるはずです。
自己レベル・集中レベル・全体レベル。
それぞれの良さを生かし、
その場に合った傾聴をしてみることで
更なる良好なコミュニケーションに繋がること
間違いなしです
今日も、皆さまにとって良い日になりますように
*****************************************
モテ塾
で自分磨き♪
見た目とマナーとコミュニケーション力アップ