おはようございます。
モテ塾のパーソナルプロデューサー
市川浩子です。
アップルの創業者、スティーブジョブズ氏が
すい臓ガンのため、亡くなりました
オバマ米大統領は
「最も優れたアメリカの革新者のひとりでした」
と声明を発表しましたが、本当に偉大な方でしたね
スティーブジョブズ氏といえば
2005年にスタンフォード大学の卒業式で行った
伝説のスピーチが印象的です。
以下は、その和訳を、原文の段落に従って掲載したものです。
ありがとう。今日は世界で最も優秀と言われる
大学の卒業式に同席できて光栄です。
実は私は大学を出ていないので、これが私にとって
最も大学の卒業に近い経験になります。
今日は私の人生から3つのストーリーを紹介します。
それだけです。大したことありません。たった3つです。
ABOUT CONNECTING THE DOTS.
最初は、点と点をつなぐ話です。
もし私が大学であのコースを寄り道していなかったら、マックには複数の
書体も字間調整フォントも入っていなかっただろうし、ウィンドウズはマックの
単なるマネに過ぎないのでこうしたパソコンがいま世界に存在しないかも
しれません。
もし私が大学を退学していなかったら、あのカリグラフィの授業に寄り道
することはなかったしパソコンには素晴らしいフォント機能がないかもしれない。
もちろん大学にいた頃の私には、未来を見据えて点と点をつなげることは
できませんでした。
しかし10年後に振り返えると、とてもハッキリ見えることなんです。
もう一度言います。
未来に先回りして点と点をつなげることはできない。
君たちにできるのは過去を振り返ってつなげることだけなんだ。
だから点と点がいつか何らかのかたちでつながると
信じなければならない。
自分の根性、運命、人生、カルマ、何でもいいから、
とにかく信じるのです。
歩む道のどこかで点と点がつながると信じれば、
自信を持って思うままに生きることができます。
たとえ人と違う道を歩んでも、信じることが
全てを変えてくれるのです。
ABOUT LOVE AND LOSS.
2つ目は、愛と敗北についての話です。
自分が何をしたいのか、人生の早い段階で
見つけることができたことは幸運でした。
実家の車庫でウォズとアップルを創業したのは、私が20歳の時でした。
私たちは仕事に没頭し、10年間でアップルはたった2人の会社から
4千人以上の従業員を抱える20億ドル企業に成長しました。
私たちは最高傑作であるマッキントッシュを発表しましたが、
そのたった1年後、30歳になってすぐに、私は会社をクビになってしまいました。
人生には頭をレンガで殴られる時があります。
しかし信念を失わないこと。
私がここまで続けてこれたのは、自分がやってきたことを
愛しているからということに他なりません。
君たちも自分が好きなことを見つけなければなりません。
それは仕事でも恋愛でも同じこと。
これから仕事が人生の大きな割合を占めるのだから、
本当に満足を得たいのであれば進む道はただひとつ、
それは自分が素晴らしいと信じる仕事をやること。
さらに素晴らしい仕事をしたければ、好きなことを仕事にすること。
もし見つからないなら探し続けること。
落ち着かないこと。
心の問題と同じで、見つかったときに分かるものですし、
愛する仕事というのは、素晴らしい人間関係と同じで、
年を重ねるごとに自分を高めてくれるものです。
だから探し続けること。落ち着いてはいけない。
ABOUT DEATH.
3つ目は、死についての話です。
私は17歳の時、こんな感じの言葉を本で読みました。
「毎日を人生最後の日だと思って生きてみなさい。
そうすればいつかあなたが正しいとわかるはずです。」
これには強烈な印象を受けました。
自分がもうすぐ死ぬ状況を想像することは最も大切な方法です。
私は人生で大きな決断をするときに随分と助けられてきました。
なぜなら、他人からの期待、自分のプライド、失敗への恐れなど、
ほとんど全てのものは…死に直面すれば吹き飛んでしまう程度のもので、
そこに残るものだけが本当に大切なことなのです。
自分もいつかは死ぬと思っていれば、何か失うのではかないかと
危惧する必要はなくなるので、私の知る限りの最善策です。
失うものは何もない。思うままに生きてはいけない理由はないのです。
今から1年ほど前、私は癌と診断されました。
これは私がもっとも死に近づいた瞬間で、
この先何10年かは、これ以上近い経験がないことを願います。
君たちが持つ時間は限られている。
人の人生に自分の時間を費やすことはありません。
誰かが考えた結果に従って生きる必要もないのです。
自分の内なる声が雑音に打ち消されないことです。
そして、最も重要なことは
自分自身の心と直感に素直に従い、
勇気を持って行動することです。
心や直感というのは、
君たちが本当に望んでいる姿を知っているのです。
だから、それ以外のことは、
全て二の次でも構わないのです。
STAY HUNGRY, STAY FOOLISH.
私が若い頃 "The Whole Earth Catalogue 全地球カタログ" という
すごい出版物があって、私と同じ世代ではバイブルのように扱われていました。
それはステュアート・ブランドという人が、ここからそれほど遠くない
メンローパークで制作したもので、
彼の詩的なタッチで彩られていました。
スチュアートと彼のチームは ”The Whole Earth Catalogue” を
何度か発行しましたが、ひと通りの内容を網羅した時点で最終号を出しました。
それは1970年代半ばで、私がちょうど君たちの年代だった頃です。
最終号の裏表紙は、朝早い田舎道の写真だったのですが、
それはヒッチハイクの経験があればどこか見たことある光景でした。
写真の下には "Stay hungry, Stay foolish."
という言葉が書かれていたのです。
Stay hungry, Stay foolish.
それが、発行者の最後の言葉だったのです。
それ以来、私は常に自分自身そうありたいと願ってきました。
そしていま、卒業して新しい人生を踏み出す君たちに、
同じことを願います。
Stay hungry, Stay foolish.
ハングリーであれ、バカであれ。
ご清聴ありがとうございました。
(翻訳:小野晃司)
今日も皆さまにとっていい日になりますように。
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市川浩子です。
アップルの創業者、スティーブジョブズ氏が
すい臓ガンのため、亡くなりました
オバマ米大統領は
「最も優れたアメリカの革新者のひとりでした」
と声明を発表しましたが、本当に偉大な方でしたね
スティーブジョブズ氏といえば
2005年にスタンフォード大学の卒業式で行った
伝説のスピーチが印象的です。
以下は、その和訳を、原文の段落に従って掲載したものです。
ありがとう。今日は世界で最も優秀と言われる
大学の卒業式に同席できて光栄です。
実は私は大学を出ていないので、これが私にとって
最も大学の卒業に近い経験になります。
今日は私の人生から3つのストーリーを紹介します。
それだけです。大したことありません。たった3つです。
ABOUT CONNECTING THE DOTS.
最初は、点と点をつなぐ話です。
もし私が大学であのコースを寄り道していなかったら、マックには複数の
書体も字間調整フォントも入っていなかっただろうし、ウィンドウズはマックの
単なるマネに過ぎないのでこうしたパソコンがいま世界に存在しないかも
しれません。
もし私が大学を退学していなかったら、あのカリグラフィの授業に寄り道
することはなかったしパソコンには素晴らしいフォント機能がないかもしれない。
もちろん大学にいた頃の私には、未来を見据えて点と点をつなげることは
できませんでした。
しかし10年後に振り返えると、とてもハッキリ見えることなんです。
もう一度言います。
未来に先回りして点と点をつなげることはできない。
君たちにできるのは過去を振り返ってつなげることだけなんだ。
だから点と点がいつか何らかのかたちでつながると
信じなければならない。
自分の根性、運命、人生、カルマ、何でもいいから、
とにかく信じるのです。
歩む道のどこかで点と点がつながると信じれば、
自信を持って思うままに生きることができます。
たとえ人と違う道を歩んでも、信じることが
全てを変えてくれるのです。
ABOUT LOVE AND LOSS.
2つ目は、愛と敗北についての話です。
自分が何をしたいのか、人生の早い段階で
見つけることができたことは幸運でした。
実家の車庫でウォズとアップルを創業したのは、私が20歳の時でした。
私たちは仕事に没頭し、10年間でアップルはたった2人の会社から
4千人以上の従業員を抱える20億ドル企業に成長しました。
私たちは最高傑作であるマッキントッシュを発表しましたが、
そのたった1年後、30歳になってすぐに、私は会社をクビになってしまいました。
人生には頭をレンガで殴られる時があります。
しかし信念を失わないこと。
私がここまで続けてこれたのは、自分がやってきたことを
愛しているからということに他なりません。
君たちも自分が好きなことを見つけなければなりません。
それは仕事でも恋愛でも同じこと。
これから仕事が人生の大きな割合を占めるのだから、
本当に満足を得たいのであれば進む道はただひとつ、
それは自分が素晴らしいと信じる仕事をやること。
さらに素晴らしい仕事をしたければ、好きなことを仕事にすること。
もし見つからないなら探し続けること。
落ち着かないこと。
心の問題と同じで、見つかったときに分かるものですし、
愛する仕事というのは、素晴らしい人間関係と同じで、
年を重ねるごとに自分を高めてくれるものです。
だから探し続けること。落ち着いてはいけない。
ABOUT DEATH.
3つ目は、死についての話です。
私は17歳の時、こんな感じの言葉を本で読みました。
「毎日を人生最後の日だと思って生きてみなさい。
そうすればいつかあなたが正しいとわかるはずです。」
これには強烈な印象を受けました。
自分がもうすぐ死ぬ状況を想像することは最も大切な方法です。
私は人生で大きな決断をするときに随分と助けられてきました。
なぜなら、他人からの期待、自分のプライド、失敗への恐れなど、
ほとんど全てのものは…死に直面すれば吹き飛んでしまう程度のもので、
そこに残るものだけが本当に大切なことなのです。
自分もいつかは死ぬと思っていれば、何か失うのではかないかと
危惧する必要はなくなるので、私の知る限りの最善策です。
失うものは何もない。思うままに生きてはいけない理由はないのです。
今から1年ほど前、私は癌と診断されました。
これは私がもっとも死に近づいた瞬間で、
この先何10年かは、これ以上近い経験がないことを願います。
君たちが持つ時間は限られている。
人の人生に自分の時間を費やすことはありません。
誰かが考えた結果に従って生きる必要もないのです。
自分の内なる声が雑音に打ち消されないことです。
そして、最も重要なことは
自分自身の心と直感に素直に従い、
勇気を持って行動することです。
心や直感というのは、
君たちが本当に望んでいる姿を知っているのです。
だから、それ以外のことは、
全て二の次でも構わないのです。
STAY HUNGRY, STAY FOOLISH.
私が若い頃 "The Whole Earth Catalogue 全地球カタログ" という
すごい出版物があって、私と同じ世代ではバイブルのように扱われていました。
それはステュアート・ブランドという人が、ここからそれほど遠くない
メンローパークで制作したもので、
彼の詩的なタッチで彩られていました。
スチュアートと彼のチームは ”The Whole Earth Catalogue” を
何度か発行しましたが、ひと通りの内容を網羅した時点で最終号を出しました。
それは1970年代半ばで、私がちょうど君たちの年代だった頃です。
最終号の裏表紙は、朝早い田舎道の写真だったのですが、
それはヒッチハイクの経験があればどこか見たことある光景でした。
写真の下には "Stay hungry, Stay foolish."
という言葉が書かれていたのです。
Stay hungry, Stay foolish.
それが、発行者の最後の言葉だったのです。
それ以来、私は常に自分自身そうありたいと願ってきました。
そしていま、卒業して新しい人生を踏み出す君たちに、
同じことを願います。
Stay hungry, Stay foolish.
ハングリーであれ、バカであれ。
ご清聴ありがとうございました。
(翻訳:小野晃司)
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