火曜日。

 

 

午後は予約がスカスカ泣

どうも、メインテナンスが埋まらない。

治療枠は足りない。

曜日にもよる。

 

メインテナンスに来ていただき、

う蝕や歯周ポケットの悪化があり、

治療に戻ってしまう。

治療枠が埋まり、メインテナンス枠が

スカスカしてしまう。

とくに虫歯歯

 

昨日の終業後、

ベテランYさんから、

「メインテナンスの患者さんのう蝕を

なくしたいんです!」

という熱い言葉をもらった。

ほんと、そうだよー。

 

う蝕をなくすには、

歯磨きも大切ですが、

フッ素利用が有効。

フッ素入り歯磨き粉を正しく使ってもらう。

ただ、使うだけではダメ。

歯ブラシの長さいっぱい、1.5センチか2センチくらい。

磨いたあとは、うがいはしない。

またはペットボトルのふたの分くらい少量の水で

さっとうがいして終わる。

そのあと30分飲食しない。

フッ素を口の中に残してください、というもの。

 

こうして低濃度フッ素を毎日応用することに加え、

3か月に1回、クリニックで高濃度フッ素を塗布する。

数年前から初期う蝕には

保険でフッ素塗布できるようになり、

使いやすくなった。

子供と高齢者には使うことが多かったが、

これからは、さらに積極的に使おう。

 

初期のう蝕にはサホライド。

削る前にできること、

予防と進行予防をしっかりする。

 

とにかくこれを徹底する。

 

メインテナンスにきてくれているのに

う蝕になると

患者さんに申し訳ない。

そしてこちらもがっかり。

がっかり、あちゃーガーンの一番二番は、

冠のマージンから探針がズブッってはいってしまったときと、

根面う蝕。

冠の中はエックス線写真でも見えず、

ある程度進んでから、

ようやくわかることが多い。

根面う蝕も、穴はあいていないが、

あれ?ずいぶんと柔らかい・・・ということが。

 

先日、歯科医師会のeラーニングで

う蝕の国際分類、

それに対応した処置方法を勉強した。

保存学会できいていたけれど、

あらためて勉強。

ICDASのcode 0~6の分類。

リスク判定とメインテナンス間隔の目安。

学生時代に習った

C0、C1、C2、C3、C4とはえらい違い。

そして、フッ素とサホライドの応用が

強調されている。

この教材はとても良い。

ちかぢか、スタッフの勉強会で

いっしょに見よう上差し

 

歯周病専門医なんだけど、

う蝕や

義歯や

口腔外科や

咀嚼・発音機能などの維持や

お口ぽかんの改善や

顎関節症や・・・と

守備範囲は広く。

それぞれの専門学会が出しているガイドラインや

歯科医師会のeラーニング教材は

信頼度の高いコンテンツで有用。

情報源の質は大切。

 

矯正や難抜歯は歯科歯科連携。

自分の守備範囲を超えたところは、

ちゃんと専門医に紹介する。

 

う蝕との戦い。

がんばる。

 

 

 

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新潟市西区真砂1丁目で 「なかじま歯科クリニック」 をやっています。

開業6年目になりました。

 

歯周病専門医として、お口の健康づくりを通して、全身の健康づくりのお手伝いをします!

 

クリニックのHPもぜひご覧ください。

https://nakajima-d-clinic.com/

 

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