水曜日。

 

院内勉強会。

今日はYさんが、担当。

「今さら聞けない歯周治療の基礎知識と用語」

と題して、話をしてくれました。

 

難しいことを論じていても、

じつは知識があやふやなことが多いもの。

私がぺらぺらとしゃべっていた用語が、

実はなんとなくしか伝わっていなかったことを認識。

今後も、繰り返し確認していくことが必要だと

痛感しました。

歯科衛生士さんにとって、

「アタッチメントレベル」(AL)あるいは

「ロス オブ アタッチメント」(LA)あるいは

「クリニカル アタッチメントレベル」(CAL)、

の理解はなかなか大変なことらしい。

でも、これ、歯周病を理解する基本の基本なんで。

 

本日担当のYさんは、

愛息子ちゃんの色鉛筆で歯周組織の絵を描いて

スライドに取り込み、準備&勉強してきてくれました。

人に話をする、アウトプットすることは

一番の勉強です。

 

他のスタッフは、教科書にある絵ではなく、

彼女の手書きの絵を見て、

今までよりも理解できたようでした。

Yさん、えらい拍手

 

その他、「外傷性咬合」と「咬合性外傷」も

混同しがち。

原因と結果だよ。

一次性と二次性も区別してねうさぎ

 

我がクリニックのバイブルは

歯周病学会が出している

「歯周治療のガイドライン2022」

「歯科衛生士のための歯周治療ガイドブック」

「歯周病学用語集第3版」

いつもあなたのおそばにニコニコ

クリニックに備えていますが、

これだけは自腹で買って、

繰り返し読み、線を引いて、

自分のものにしながら、

認定歯科衛生士をめざそうね、

というのが私の気持ちです。

実際、みんなそうしてくれています。

 

私ですら、

僭越ながら学会のお仕事で審査の機会があると、

「確認しよう」とこれらの本を開きます。

認定医、専門医、認定歯科衛生士は

用語は正確に使わなくてはなりません。

診断に基づいて、治療方法や管理方法、期間が

選択されていなくてはなりません。

「なんとなく経験的に」ではアウトです。

 

 

夜は「肝炎ウイルス、肝炎、針刺し事故」についての

オンライン講習会を受講しました。

7時に夕ご飯を食べて(3日連続している!)

7時半からパソコンに向かいました。

知識をアップデートできて、

とても有意義でした。

隔世の感がありました。

学生の頃はC型肝炎ウイルスはまだよくわかっていなくて

「C型怖い」という感じでしたが、

いまやC型肝炎は治る病気!

C型肝炎治療といえばインターフェロンは今は昔、

今はDAA経口薬を使います。ほー。

むしろ、やっぱりB型肝炎ウイルスが怖いのだと。

針刺しは起きないようにするけれど、

一定確率で起きるものであるということ。

開業歯科医院で針刺ししてしまったら、

どうするか?

講師の先生は、現実に即したコメントをくださって、

参考になりました。

最近は針や器具による針刺しだけでなく、

認知症患者さんに噛まれる、という案件もあるとのこと。

確かにそうです。

 

あってはならないことですが、

起きるかもしれないことですから、

針刺ししたときのフローチャートを

今一度確認しようと思います。

 

 

うーん、勉強したなー。

今日の院内勉強会では、

私の壮大な(笑)計画をスタッフに話しました。

みんな、乗ってくれた と思います!?

そのために、今年は各自がこれを達成ね、と。

青くさいキャッチフレーズを掲げて、

みんなで計画実現に励んでいこうと思います。

 

 

 

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新潟市西区真砂1丁目で 「なかじま歯科クリニック」 をやっています。

開業6年目になりました。

 

歯周病専門医として、お口の健康づくりを通して、全身の健康づくりのお手伝いをします!

 

クリニックのHPもぜひご覧ください。

https://nakajima-d-clinic.com/

 

いっしょに働いてくれる、歯科衛生士さんを募集しています。

 

週に数日勤務、午後だけ、夕方だけ勤務なども可能です。                                            

 

お気軽にお問合せください。

 

歯周病学会認定歯科衛生士を目指す方も歓迎です。

 

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