月曜日。
始まりました、1週間。
やっぱり、忙しかった。
ありがたいことです。
昨日までとは打って変わっての冷たい雨模様。
鉛色の空、これぞ新潟!
まだ、2月なんですものね。
浮かれていては行けません。
今週は、スタッフが一人減なので、
みんなでカバーしあってがんばっています。
頼もしいスタッフです。
夜、実家に行ったら父がしょげていました。
心臓のことでずっとS病院にかかっていたのですが、
担当医が若い女医さんに変わって、開業医に紹介されたとのこと。
聴診器ひとつ当てずに、もうここには来なくていいからと言われたと、
しょげて、そして怒っていました。
最近、そうでなくてもなんだか老人性の?鬱っぽくて元気がないのに。
前の先生は腰が痛いといえば内科でも湿布薬も処方してくれたけど、
それもしてもらえなかったとか。
母は、若い医者は年寄りをバカにしているから・・・などと、
怒っていました・・・。
医療者としての本音を言えば、
落ち着いている心疾患ならば近くの開業医の先生、
いわゆるかかりつけ医に診てもらった方がいいと思います。
湿布薬の件にしても、本来は診察・診断して出すものですから、
まあ、むやみに処方するのもどうかと。
その分の保険料を若い人たちが負担しているわけですし、
内科の先生が安易に出していた対症療法薬で、
本来の疾患(がん!)の発見が見落とされたという話もきいたことがあります。
かといって、内科と整形外科と眼科と耳鼻科と泌尿器科に
ぜーんぶかからないとならないのも どうかと思います。
症状をきいて、場合によっては患部の簡単な診察をして、
これなら悪い疾患は考えにくいというときには、
湿布薬くらい処方してくれてもいいんじゃないかと。
まあ、これは開業内科さんの役割で、
総合病院の内科の仕事ではない、
そんなことをしていたら、待ち時間2時間であふれている患者さんを
診きれないというのが、その若い女医さんの言い分かもしれません。
ただ、父は 傷ついたのでしょうね。
「あなたはここに来る必要はない」
「来るな」と言われたように感じたのでしょうね。
たぶん、そんな言葉は使わなかったと思うのですが、
そう言われたと感じるような声の調子、態度だったのでしょうね。
90歳直前の父。
父の通院の負担を考えて、お近くの先生に、と思ってくれたのかもしれないけれど・・・
若い先生なら、「医療面接」全盛の教育を受けたでしょうから、
共感的態度とか叩き込まれてきたのでしょうに、
身についていなかったのでしょうかね。
「通院のご負担もあるでしょうし、私も心配ですから」とか、
「○○先生はとても良い先生ですし、
必要があればすぐにこちらの病院にまた紹介してくださいますから」とか
言ってくれたのでしょうか?
私も、90歳前後の患者さんは、
歩いていけるような近くの歯科にかかった方がいいのでは?と
思うことがあります。
来てくださるのはありがたいのですが、
通院の負担を考えると、うちでいいのかな?と
まして、運転してくる方などは、こちらが心配で心配で。
まずは共感を示す。
これ医療面接の基本です。
そして人つきあいの基本です。
「理解できなくても受け入れる」
夫婦別姓問題とか、LGBTQ問題の記事の中で目にした言葉です。
私は賛成はしないけど、あなたはそう考えるのですね、わかりました、
私はこういう立場ですけれど、あなたはそういう立場をとるのですね、と受け入れる。
先週から、自分にも、スタッフにも言い聞かせているモットーです。
みんなが同じ意見・考え方になることなんてありえないのですから。
そういえば、ゴルフ旅行中にも
私とは違う考え方のおじさんがいたなー(笑)
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