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「トート・タロット」レッスン【アテュ】の5回目で「#ⅩⅤ・The Devil(悪魔)」まで。
カードには星座または惑星が対応しています。
「#ⅩⅤ・The Devil(悪魔)」は山羊座。
でも「#ⅩⅤ・The Devil(悪魔)」は占星術の山羊座の意味とカードの絵&意味が一致していない気がする、という話になりました。
確かに。
占星術的な山羊座のキーワードとして
真面目、責任感が強い、忍耐強い、ストイック、規律、権威的、野心家
どちらかといえば堅物な感じです。
山羊座味の強い自分が考えるに、山羊座は策士ではないと思います。
どちらかといえば馬鹿正直で、腹黒くなるほどメンタルも強くもない。
多分マウントを取るようなこともしない(はず)
ライダー版は悪魔に囚われている男女が描かれています。
トート版では男性器の中央に山羊がいて、睾丸の中に男女がワチャワチャと描かれています。
今日は雑談も多めで仕事の話もしました。
どの会社にいても、100%合うことはありません。
80%いい感じの環境にいても、自分あるいは周りの異動で急に20%になったりする。
そしてまた異動で60%になったりもする。
私は2社、合計20年会社員をし、2年半占いの館に所属しました。
占い師は個人事業主なので、社員ではなく業務委託です。
でも1つの館で曜日シフトだったので、ある意味会社員のような働き方。
会社員歴が長かったので「決まった曜日」に働くのは楽だし、所属することにも慣れていたので「館にずっと居よう」と思っていました。
山羊座の守護星は土星。
制限、制約、厳しさ、苦手意識などの意味があります。
会社員時代も占いの館時代も、文句を言ったことは殆どないです。
もちろん文句は言いたい事は多々ありましたが、口に出すことはなかった。
友達と愚痴ったりはしたけど。
「会社」「館」という組織という制限・規律の中で自分は生かされていること。
会社が上で自分が下。
占星術でいえば会社員は第6室・従属の部屋です。
だから文句を言ってもしょうがない。
文句を言える立場ではない。
文句があるなら他の会社へ行けばいい。
私は小中学校が公立ではなく、先生から「こちらは頼んで来て貰っていない。嫌なら辞めろ」と何度も言われて過ごしました。
親が選んだだけなので、その言われようは納得出来なかったけど「学校は私を支配し、私は服従する側なのだ」と組織に属することの弱さを飲み込んだんですね。
大人になってからは、文句を言いたければ文句が言える仕事をしてからだ、という気持ちもありました。
冷めているのか、諦めているのか、その両方か。
そんなマインドで22年半。
タロットに描かれている山羊(悪魔)=山羊座と考えがちですが、山羊座は人間側。
会社員は定期的な収入はあるし、有給もある。
最近は福利厚生を積極的に推している会社も増えました。
沢山の文句も不満もあるけど「安定や保障」も捨てがたい。
実際、色々な面で守られている部分があります。
無意識に天秤にかけて会社に繋がっていることを選んでしまう。
ライダー版はまさに社畜的な描かれ方です。
サービス残業などは減ったかもしれないけど「安定や保障」と引き換えに会社に飼われてしまっている様子です。
2社目を解雇された時は感じなかったのですが、占いの館の時に気がつきました。
本当は解雇された時に気づくべきこと。
占いというジャンルは水商売です。
だから波があり、その波を2年半の中で体感しました。
館は宣伝や場所の確保、スケジュール管理をしてくれます。
占いに専念出来るので楽だけど、館の集客力に頼る所も大きい。
「どこかに所属をするってことは、そこに依存していることで、依存先が倒れたら私も倒れるんだな。恐ろしい。」と肌で感じました。
ここでようやく「悪魔」の心地よさの裏にある怖さに気づきました。
「22年半、どこかに所属=依存してきた」
「十分属した。二度と自分の行く末を会社や誰かに委ねるのは辞めよう」と強く思った時、独立が選択肢に挙がりました。
ただ波は個人でやっても同じです。
独立したら自分で波乗りしなければなりません。
でも文句は出ないというか、文句を言う先がない。
自分のしたことが自分に帰ってくるだけだから。
も〜、自分のバカ、みたいになるだけ。
面白いことに「文句を言いたければ文句が言える仕事をしてからだ」マインドで黙々と働いていると、文句が言える立場になっていきます。
そのレベルになると文句が出ない状況になっています。
文句のある人はどうぞ話していて下さい。
私は文句がないので先に帰っていいでしょうか?
みたいな環境になっています。
タロットの絵でいえば山羊側の視点に立てた訳です。
その裏には「私は違うポジションだから」という傲慢な気持ちもあったかもしれない。
生徒さんとも「最後は独立するしかない」という話をしました。
支配と従属の関係では絶対に自分が満足することはない。
しかし従属に慣れていると、そこから脱出する方法が分からない。
占い師になった時点で既に個人事業主=独立しているのですが、私は気づけなかった。
個人事業主になったのに会社員意識が抜けなかった。
小さい頃から「組織に入り、従属する」が染み込み過ぎていた。
裏には「所属していたら安心安全」という思い込みがある。
その考えに無意識に縛られていた。
「囚われている」は悪魔の一つの側面です。
山羊座の固さゆえの囚われかもしれません。
真面目で責任感があるので仕事はする。
でもボンヤリしていると野生味を失い、飼われた使い勝手のよい山羊座になってしまいます。
でも、2年半「文句が言える立場になるまで」続けて、独立という道が見えました。
「#ⅩⅤ・The Devil」には「したたか」という意味もあります。
しぶとい、ってことでもありますが、これは山羊座の忍耐力と繋がるかもしれません。
トート版には分かりやすくカドゥケウスの杖が描かれています。
これは「#Ⅰ・The Magus」にも描かれているので、同じものです。
「#Ⅰ・The Magus」は自分の身の回りのものを手品のように使いまわしながら生きていくカード。
カドゥケウスの杖は死んだ人、病気の人を生き返らせた魔法の杖。
いわば生命力・命の象徴です。
悪魔ですから滅茶苦茶エネルギッシュです。
そのエネルギーをどう生かしていくのか。
ライダー版の人間は全くエネルギッシュに見えない。
だらけている感じ。
トート版の男性側の睾丸の中は小競り合いをしています。
小さな世界で足の引っ張り合いです。
「自分はここまでか」という土星の制限に縛られて、魔法の杖の使い方を忘れたり、持っていることすら忘れたり。
悪魔に生命力、生きる力を奪われていないか?
逆に、自分は人とは違うと傲慢な悪魔となって誰かの人生を奪っていないか?
「#ⅩⅤ・The Devil」のヘブライ文字は「アイン」。
「目」のことですが「片目」の意味らしいです。
だから「丸っとお見通しだ!」と自分を知ったかぶりをしても、所詮片目。
なので次の「#ⅩⅥ・The Tower」でもっと大きな目が描かれ「目が醒める」のですね。
「#ⅩⅤ・The Devil」を見る時、自分はどのポジションにいるのか?
カードの理解に繋がると思います。
山羊座の話だったので仕事を例にしましたが、趣味でも恋愛でも同じです。
何かに依存し、それが当たり前になり、ボンヤリ過ごしていないか。
「私にはこの道しかない、この方法しかない」という思考に依存し、別の選択肢を見逃していないか。
もし文句が出てきたら、その辺を確認してみると良いかもしれません。
生命の木の意味も絵の中に入っています。
タロットは絵が命なので、まずは「絵」に描かれていることを知るのが大切。
その上で生命の木との関連を伝えられるのでレッスンで伝える内容が増え、深くなりました。
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