カルミナブラーナ・K-BALLET | ♡美音♡トート・タロット占いカウンセラー §新宿・新南 dandelion§

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黄色い小さな雑草だけど、白いフワフワの綿毛に変身し、
どんな遠くにも飛んで行ける。
どんな所でも新しい花を咲かせることが出来る。

可愛いだけではない。
自らの姿を変え、違う世界へ向かう力強さ。

全ての人がその底力を持っていると信じています。

もう暫くの間マスクの着用をお願い致します。

 


 

四角グリーン天然石オープンデー

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6月9日(日)18時オープン
 

 
K-BALLETの「カルミナ・ブラーナ」を観てきました。
 
以前、日程を間違えて見損ねた経験があるので、1日中ソワソワしていました。
 
現役だった熊川哲也氏(テディ)の18番のドン・キホーテ。
今思い返しても悔やまれる大失態。
 

 

渋谷のオーチャードホール。

 

渋谷駅近辺は未だかつてない程の人・人・人。

しかも日本人率20%ぐらい。

 

18時会場、18時半開幕。

間が30分なのでバタバタでした。

 

75分のノンストップ公演です。

 

K-BALLETの「カルミナ・ブラーナ」はコロナ禍の2021年に無観客公演をしました。

それを映像化して販売していたはず。

 

当時、バレエを習っていてポスターは毎週のように観ていました。

 

古典好きなこともあり、あくまで個人的な印象ですがK-BALLETは当たり外れが大きいので慎重になってしまった。

 

その後タロットのレッスンの為に改めて「カルミナ・ブラーナ」を調べていた所、再演の情報を得てGETしました。

K-BALLETはちょっとお高いんですよね。

 

「カルミナ・ブラーナ」はドイツの作曲家・カール・オルフ作。

 

独唱(複数)と合唱とオーケストラのための壮大なカンタータ。

1937年にフランクフルトで初演。

 

ちなみにこの時代のドイツはナチス・ドイツと言われていました。

 

運命の女神フォルトゥーナへの祈りの歌。

「春に」「居酒屋にて」「求愛」の3幕。

 

バレエとしては1995年にバーミンガムロイヤルバレエ団でデヴィッド・ビントレー版が発表されました。

 

2005年に新国立劇場がビントレー版を持ち込み日本初演をしていました。

全然知らなかった。

 

目隠しをしたフォルトゥーナが最初に舞台に登場し、3幕を通して人間の欲望や残忍性などが描かれていきます。

 

善人も何かのキッカケで欲望剥き出しの悪人になる的な。

最後に再びフォルトゥーナが登場し、運命に抗えない絶望で幕を閉じる。

 

K-BALLETでは振付・演出・台本全てテディ。

 

運命の女神フォルトゥーナがルシファーと恋に落ちる。

その子・アドルフを中心にお話が進められていきます。

オーメンのダミアンみたいな感じ。

 

テディも出演していますが、役名はないのです。

特別出演になっているだけ。

見る側が「どういう役回りなのか?」を考えることが出来ます。

 

2021年版は「アドルフ=コロナ」「テディ=人間」に置き換えられて振付・演出。

最後は人間が勝つ、みたいなストーリーです。

 

コロナ禍で無観客公演をして配信(5,300円)する意義があった。

カルミナ・ブラーナは珍しい演目だし。

色々と流石テディ。

 

同じくコロナ禍で配信された新国立劇場のドン・キホーテは2,500円でした(参考までに)

この公演、本当に毎日見ていたのでDVDにして売って欲しい。

 

前回のアドルフ役は関野海斗さん。

今回は飯島望未さん。

ヒューストン・チューリッヒで活躍されてきた方。

 

回る・飛ぶが得意というか好きなんだろうな、という印象でしたが。

いや、凄かったです。

 

本来ならば男性のパを軽々とやってのけていた。

空中で開いた脚は180度以上だった。

 

コンテンポラリーも得意だと聞いていていました。

男の子役は体付き的にも、ご本人のお転婆な性格も相まってハマり役だったと思います。

 

幕開け、テディの背後に忍び寄るアドルフ。

あの有名な合唱でゾワゾワ感が爆上がりです。

 

アドルフはまさにダミアンで、悪魔性を持っているけど悪意はない。

しかし、触れたものを堕落させてしまう。

解説では人の「美質」を失わせる。

 

可憐に生きる鳥や花、無垢な白鳥、経験な神父。

あるものは死に、あるものは欲望をむき出しにして求め奪う。

 

登場人物は花・植物・水・鳥・太陽・ヴィーナス・ダビデ・天使・サタン・白鳥・神父。

サタンを除けば美しさ・清らかさ・健やかさの代表。

女神フォルトゥーナは登場しません。

 

アドルフは次第に自分の力に気がついて弄ぶようになる。

美質が醜悪になり、醜悪が世界を侵食していく。

そして孤独にさいなまれるアドルフ。

 

そこにテディ登場。

人間にとっては運命は抗えないものですが、その運命も神の前では赤子のようである。

つまりテディは神・オブ・ザ・神。

 

テディの衣装は白いシャツ。

胸元に小さい黒い翼が描いてありました。

 

2021年版の設定通り人間だとしたら。

アドルフは人間の持つ魔。 

 

最後は本体が勝つか、魔が勝つか。

そんな感じでしょうか。

 

「居酒屋にて」では白鳥の湖の有名な踊りが出てきます。

でも設定は「丸焼きにされた白鳥」

 

白鳥は純粋無垢の象徴。

暴力により羽をむしられ、純粋さを犯された比喩表現です。 

 

「白鳥のあのシーンだよね!」なのですが、白鳥はへっぴり腰で妙に色っぽい。

 

ヴィーナスがが盛りのついた何とかみたいになり、かなりエロティックなダンスもありました。 

 

衣装のせいですが、天使はニョロニョロだと思った。

 

今回の演目については何と言ってもカンタータ(合唱)がお目当てでもありました。

 

合唱も独唱も素晴らしく、少年少女合唱団も登場して生で聴く機会を得て本当に良かった。

 

一つだけ終始気になったのが、アドルフの設定。

名前で察せられますが、衣装は軍服(ジャケット無し)。

ハイル・ヒトラー(ナチス式敬礼)が何度も出てきます。

 

偶然にも朝ドラは戦時下だし、今現在もリアルに戦争が行われている。

 

コロナ=ナチスに匹敵する悪の存在と捉え、敢えての衣装や振付らしい。

悪を蔓延させたり、無意識に侵食されてはいけない、ということでしょう。

 

でも私は気になって入り込めなかったなぁ。

ナチス、ハイル・ヒトラーはタブー中のタブー。

 

日本人の私ですら違和感があったので、世界公演とか出来るのだろうか?

 

テディは飛ばなかったけど回ってくれた。

テディはテディ。

登場すると思わず声も出る。

 

アンコールでは一歩引いて皆を笑顔で見つめるテディ。

 

バレエは女性ダンサーを立てる、女性ダンサーを前に出すのも男性ダンサーのお仕事。

 

昔は自分が前に出て「ドヤッ」って感じだったのですが、年齢を重ねたんだなぁ、とシンミリ。

悪い意味ではないです。

 

登場は数分でしたが、十分に観客を沸かせ輝いていたので、やはりスターです。

スタンディングオベーションで終わりました。

 

そうそう。

帰り際、劇場のスタッフさんに「配役表を下さい」と聞いたら「???・・・あぁキャスト表ですね」と笑われました。 

 

今、配役と言わないの?

言うよね?

てか分かるよね?

 

とにかく余韻に浸る前に渋谷脱出して、帰ってから舞台を味わっていました。

 


 

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