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虎の子渡し
中国の逸話から説。
虎が子を3匹産むと、その中に必ず彪(ひょう)が1匹いて、他の2匹を食べてしまう。
しかし彪も親にとっては我が子。
親は3匹を守らねばならない。
もし川を渡らなければならない時はどうするのか。
3匹とも自力で川を渡ることはできない。
親は1匹のみ背負って運ぶことが出来る。
1回目は彪を背負って渡り対岸に置く。
2回目は子(その1)を背負って渡り、彪を連れて元の岸に戻る。
3回目は子(その2)を背負って渡り対岸に置く。
4回目に彪を背負って川を渡る。
慎重に細々と段取りをして物事を進めること。
転じて慎重にお金を運用すること、ギリギリの状態で生活している、やりくりに苦労している意味。
順番に子を渡らせるのでリレー形式に物を渡す時にも使われるそうです。
例)避難訓練でバケツを虎の子渡しのように協力して運んだ。
虎の渡しの庭
大きな石とそれに続く小さめの石を順に配置した庭をのこと。
京都・南禅寺の方丈庭園の石の配置は「虎の子渡し」と呼ばれているみたい。
ちなみに百獣の王といえばライオンですが、それは西洋の話。
東洋で百獣の王は虎。
「ライオンと虎はどちらか強いのか?」の質問に対する答えは「逢うことがないので分からない」。
生息地はライオンはアフリカ(ほんの一部インド)、虎は中国・インド・ロシア。
豹はアフリカにもアジアにもいる。
ライオンも虎も豹も哺乳網食肉目ネコ科ヒョウ属。
同種なので戦いになると体の大きさがポイント。
ライオンだけオス雌の大きさが違う(オスが大きい)
ライオン:150〜240kg(オス)
虎:180〜250kg
豹:30〜70kg
骨だけにしたらライオンと虎は判断が難しいくらい似ているらしい。
虎のほうが体格がいいので、タイマンなら虎が勝つ可能性が強いですが互角との意見もありました。
3種とも泳げるけど、虎と豹は得意、ライオンは水に入るのは苦手。
ギリシャ神話が出来た時代(紀元前15年)
虎はギリシャにはいませんでした。
インドからヨーロッパに持ち込まれたのが紀元後1年。
ディオニソスのアトリビュートが虎なのは何故?
ディオニソスが乗っている獣は豹柄っぽい。
豹は野生の象徴です。
どちらも黒い模様があるし、絵画的には豹≒虎。
豹と虎を区別していたのか、していないのか。
生きた虎は入ってこなかったけど、虎の毛皮は輸入されていた可能性がありそう。
ディオニソスはゼウスの愛人の子。
正妻ヘラに何度も殺されそうになり、ギリシャからインドまで逃げたという話があります。
オリュンポスの12神に入っていない所からも、ディオニソスは「正式ではないもの=異端のもの」
元々ディオニソスは紀元前1600年頃から信仰されていた、とも言われています。
虎のほうが見栄えがいいので豹から虎になった?
ディオニソスはギリシャ→インドではなく、インド→ギリシャ?
ヒンドゥー教ではシヴァ神がディオニソスと考えられているようです。
この辺のことは調べるほど分からなくなる。
私にはまだ正解が見つかっていません。
豹は運動能力が高く木登りが得意。
顎の力も強く、仕留めた動物を木の上まで持ち上げる力がある。
模様は「ロゼット(薔薇飾り)」と呼ばれていて女性的。
「#0・The Fool」は両性具有で描かれている。
雄々しい虎、しなやかな豹の合体ですね。
1週目「女賢くて牛売り損なう」
2週目「女三人よればかしましい」
3週目「女三界に家なし」
「女」のことわざ・慣用句で攻めてくるのだな。
「女三界に家なし」は母が口癖のように言っていました。
「三界」は仏教用語で「全世界・宇宙」のこと。
女性は子供の頃は親に、結婚したら夫に、年老いたら子供に従う。
世界のどこにも心身が落ち着く場所がない、という意味。
「女の心得」ではなく「いずれ私はおまえに押さえつけられるんだ」というニュアンスで言われたので覚えています。
子供の頃&結婚したら、までは理解出来るけど「年老いたら子供に」が未だ理解出来ない。
昔は「子供に面倒を見てもらうのは当たり前」な価値観はあり、決して「従う」ではないような。
ドラマを見れば分かるかもしれない。
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