高校受験の裏側☆塾講師の会話に聞き耳をたてる私・・・ | 京都☆橋爪ひとみのブログ〜2017年1月まで〜

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仕事帰りに
京都駅の地下街でひとり夕飯をすませた

夫は子どもたちと私の母と外食するというので
私は私で食べて帰ることになったのだ

ひとり座ったテーブル席のすぐ隣は
目隠しを挟んで若い女の子二人連れ

久しぶりに再会したのか
お互いの近況報告をしているらしい

そのうちのひとりは
大学生で塾講師のアルバイト…
どうもその塾は正社員不足で
バイトなのに受験生を担当

「バイトの自分にこの子たちの将来が
かかっていると思うと怖い」

「私学の高校と塾とのパイプがあり
受験する前から合格をもらっている子がいる
塾によって特定の高校と仲良い
だから自分も子どもができたら塾行かせないと」

そんな大きい声でしゃべっていていいのか
というような
内密事情をペラペラとおしゃべりしておられました


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私も元公立中学校の教員
三年連続で三年生を担当した身ですが
退職したとはいえ守秘義務もあるし
このことについて一切コメントはしません

でも三年生の担任しているとき
受験前の個人懇談で何人かの保護者がおっしゃったのが
「塾の面談では〇〇高校の〇〇コースをすすめられて」
という話

塾に通ってる生徒は
学校での懇談の前に
塾の先生と話してくるんですよね・・・

塾はどこの高校に何人合格させたかということが
実績になるし、
来年度からの生徒募集にも関わってくる
まさに死活問題なので
ビジネスとして自分たちが有利なように
生徒には受験したほしい

私学の方も
受験料が大きな収入源のひとつなので
ひとりでも多くに受験してほしい

塾や私学や
いろんな大人たちの目論見があり
(もちろん良心的で
本当に子どもの将来や
その子の性格や学力のことを考えて
私学の受験を勧める塾もあると思います)
親や子どもがそれに振り回されるというか
都合よく使われるのを感じたこともあるのは事実

【私がここで言う「学力」とは
学校の成績ではなく
その子が自分で学ぼうとする力のことです】



中学校教員ってなんなのかな
日本の教育システムどうなってんの?

そんなことをいろいろ考えて
思い悩んだ日々を思い出した今日の夕飯でした