助産院で産むということ | 京都☆橋爪ひとみのブログ〜2017年1月まで〜

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私は現在第三子を妊娠中。
今日は28週目検診だった。

一人目は助産院で出産。
二人目は自宅出産。でも産後の出血が多く、
念のため病院へ緊急搬送されそのまま病院で5日間入院。
苦い思い出あせる輸血するほどでもなかったのだけれど、子宮収縮剤を点滴するのを私が渋ったため
出血が止まるタイミングが少し遅れてしまったのだった。
今思えば、もっと早い段階で点滴してもらっていれば大げさなことにはならなかったのに…。

そして三人目も助産院で産む予定をしている。

都道府県によっても違うみたいだけど、京都市では妊婦検診の際に一度でも
溶連菌検査が陽性になると、助産院での出産は認められない。
提携先病院での出産ということになる。
出産のときに点滴をしなくてはいけないというだけのことなので、
助産院出産でその点滴さえすればいいという考えのお医者さんもおられるようだけど…。

そうそう、助産院というのは個人の助産師さんが運営されている施設なので
お医者さんはいない。
医療介入は基本的に一切認められていないため、少しでもリスクのある妊婦さんは
安全のため病院での出産ということになる。

その最終判断をするのは医師。
助産院での出産を希望する場合、その助産院が提携している医療機関での受診が
義務づけられる。

妊娠初期、中期、後期の三回ぐらいかな。
極度の貧血だったり逆子、高血圧はもちろん病院出産になる。
病院検査の度に私はドキドキする。
だって少しでも何か異常があれば分娩台での出産になってしまうんだもん。
特に後期の溶連菌検査は結果が出るまでの一週間が長く感じる。

「なんで病院は嫌なの?」
ってよく聞かれる。
私は病院で出産したことはないし、助産院での出産と比べる事はできない。
本能的なものかな…。
機械とか白衣着たお医者さんとか消毒液のにおいに囲まれてお産してくないっていう。
分娩台も見るだけで嫌。

最近は畳の部屋で出産できる病院も増えているみたいだけど、
なんか自分の中では違うんだよな~。

きっと結婚式場で結婚式を挙げるか、草原や海辺で結婚の誓いを立てるかみたいな
違いなのかな。

残念なことに、長男出産の際にお世話になった『まこと助産院』は
この春で一旦分娩の取り扱いを休止されたそうだ。
京都で一番有名な『あゆみ助産院』も同じ。
どんどん助産院での出産という選択肢は京都においてはなくなってきている。

私が今回お世話になっているのは、また別の助産院。
とてもアットホームな雰囲気。

まことさんも、あゆみさんも、それぞれ個性があって好きだった。
助産院って、やっぱりあったかい。
血の通った人間の温もりを感じる。

妊婦検診でお世話になったことのある足立病院や桂病院、
二人目出産後入院したバプテスト病院はなんだか機械的に診察されている
かんじがした。

もちろん大量の妊婦を短時間で診察しなくてはならないのだから、
より合理的に診察しなくてはいけないという事情はよくわかるのだけど。

一度に全部書くのは無理なので、これから少しずつ助産院で出産するということや
それに伴う諸々のことについて記録しておこうと思う。

私の体験談が少しでも誰かのお役に立てたら、これ以上嬉しいことはありません。