教授と同じバス | 晴れ時々涙

晴れ時々涙

有名私立小学校を経て中学入学を目前に12歳から、英国パブリックスクールにガチ入学の長男・次男・娘。その後ヨーロッパ医学部に進学した3人。高級3LDKのアパートで3人共同生活。笑って泣いて学費に追われながらも、車好き夫婦と犬3匹の楽しい奮闘記。

子供達の住んでいる場所は

1軒屋の多い閑静な住宅街。

お隣さんも医師家族だったり、

ファミリー層が多い場所だ。

 

そこからバスやトラムで

大学に通う我が子達。

当然同じバスになる教授達も多い。

 

以前姫ちゃんが同じバスで

何かの教授に会った時、

「この授業を取っている人は

ダメだな〜君は?」

と聞かれて「取っています」

ととても空気が悪く

なった事があったそう。

 

先日は長男くんが

解剖学の教授に会い、

色々話していて、

家族の話になったそうだ。

 

「君は兄弟妹3人なんだ。

弟や妹は何しているの?」

と聞かれて

「同じ大学の医学部です」

と答えたら、

「自分にも3人子供がいるけれど

流石に3人医学部は難しい。

親に言われたの?」

と聞かれて

「自分達で進路は決めて

自ら医学部を選んだ」

と答えたら「信じられない」

と言われたそうだ。

 

経済的に信じられないのか、

子供達が選んだ道が信じられないのか?

 

ヨーロッパって一部の国、

5か国ぐらいだけれど

大学の学費も無料だ。

アパート代と交通費のみって所もある。

 

 

どこの街並みか分からないが

次男くんが送って来た。

旅行先なのか、地元なのか?

イギリスもこんな感じだし・・・

 

学費が無料でもまだ残る身分階級で

大学まで行かない人が多い海外、

高校から有料でその先

Fランク以下でもなんとか

大学に入らないといけない日本。

 

みんな平等で一緒を掲げているのに

子供の貧困が問題になっている

あべこべな国日本。

 

そうか〜ヨーロッパでも

子供3人医学部は難しいのか。

そもそも、「子供がやりたい事」

になるかどうかも大きな分岐点ではある。