ヨーロッパ医学部便り/コロナヴィルス編 | 晴れ時々涙

晴れ時々涙

有名私立小学校を経て中学入学を目前に12歳から、英国パブリックスクールにガチ入学の長男・次男・娘。その後ヨーロッパ医学部に進学した3人。高級3LDKのアパートで3人共同生活。笑って泣いて学費に追われながらも、車好き夫婦と犬3匹の楽しい奮闘記。

遂に出た、ヨーロッパ国立大学、

コロナウイルスで大学閉鎖。
3月24日まで全てが止まる。
と、大学からメイルが届いた。
 
長男くんのいる都市には
まだ魔のウイルスは来ていない。
いやいや、ヨーロッパ大陸、
EUだから感染は広まるだろう。
 
唯一阻止しているロシア、
プーチンさんの冷徹に近い
徹底さが功を成している。
 
中央ヨーロッパの一部の国に
コロナを広めたのは日本人の
団体観光客だと言うのだから、
皮肉な物だ。
そこからの感染拡大で、
時期のずれはあっても、
各国学校閉鎖、大学閉鎖。
 
入国管理は徹底され、
今やかなりの国に入国すら出来ないし、
海外から帰国も出来ない。
日本の方が危険だ。
日本のゆる〜い入国管理は甘い。
 
一方、現地の長男くんは、
お引越しも終わり
1DKのアパートで一人暮らし。
悠々自適に掃除をして
料理を楽しみ勉強に勤しむ。
たまに買い物に出かける程度で、
余り人との接触は無さそうだが、
街のど真ん中、中心部に住んでいる。
今更ながら一人暮らしの
決断は良かったと思う。
 
それにしても、高校の
卒業式が無くなった姫ちゃん、
入試が延期になるかもの次男くん、
感染者の居なかった別荘の県に
逃げ込む予定が感染者出没。
 
先が見通せ無い現状に、
皆のテンションは落ち込み、
目標を見失いつつある。
全ての計画目標も崩れ去った。
でも、終息は必ずあるし
入試も必ず行われるはず。
 
生きていれば何らか災害は起こる。
東日本大震災から約8年、
長男くんから日本が沈没したと
連絡が入ったあの頃、
次男くんはマイコプラズマ肺炎、
姫ちゃんは1人で行方不明に。
かつて習っていた公文に避難していた。
 
アレから数年、今、
世界経済をも揺るがす
ウイルス蔓延、拡大が止まらない。
かつての死の病ペストの様に、
歴史史上に残る集団感染、
死のウイルスとされるのだろうか?
 
平穏無事な生活が愛おしい。