こんにちは。
今年の2月に、沖縄の久高島へ行ってきました。
久高島は、斎場御嶽から見ることができる、有名なスピリチュアルスポットです。
ずっと行きたかった場所で、数年前に沖縄を訪れた時も行きたかったのですが、行程の都合で行けず、今回やっと叶いました!
本島から船に乗って久高島へ。
久高島在住のガイドさんに、じっくり話を聞きながら島内を一周しました。
昔、琉球王国の王様がここを訪れた時に若い娘さんを気に入って、久高島に滞在している間に王座を奪われたという歴史もあります。
この話にまつわる家も、見学コースに入っていました。
島内は、自転車で周遊できるのですが、結構大変だと思います。
島内の各所には札が立っていて、現地の人々にとって歴史ある神聖な場所がたくさんありました。
沖縄といえば、ニライカナイ信仰がよく知られており、海が関係しています。
久高島にいると、海に囲まれていて、よく感じると思います。
昼食には、イラブー汁を食べました。
イラブ―はエラブウミヘビのことで、イラブ―汁は沖縄の郷土料理で、かつては高級な宮廷料理だったそうです。
効能は、滋養強壮。
ウミヘビの捕獲の仕方は、地元の人に伝承されている方法でとっているとのこと。
こちらが、イラブ―汁です。
外は真っ黒でした。
味は癖がなかったです。
こちらは、月桃の葉に包まれたお餅です。
食べてみると、全然甘くなくて、全部さらっと食べ終えてしまいました。
月桃は、アロマセラピーの精油にもあり、ローズマリーよりも弱い、スーッとする香りがする葉です。スーッとしていながらも甘さも感じる、という香り。
本島に戻った後、地元のスーパーマーケットで買い物をしていたら、東京のスーパーで売っている和菓子のように、いつもの一品として売っていました。
ガイドさんの中には、静岡から移住してきたという方もいました。
どうして移住してきたのかを、ちょっと聞いてみたかったです。
最近は、観光客が増えてきて、大切な場所に配慮なく立ち入られることも多いそうです。
目に見えないもの、人の気持ちへの配慮も、当然ですが必要かと思います。
久高島については、まだまだ見どころがたくさんあったので、また機会があったら行きたいです。