ちょっと重い内容です。
私は親に守られる時期(小学中学年~)に母が精神を病み何度も
「お前をころしてお母さんもしぬ」とか
「こんなに愛してる母に冷たいお前は極悪人だ」
と言われ続けました。
母の精神状態が悪いと学校も休まされたり、
運動会とか、自然教室等の行事も参加出来ませんでした。
母の異常なルールで
「食事は腹七分」
「ご飯を食べた後は三時間は何も口にするな」
「友達と遊ぶのは週2回」等等
また、自転車に乗るのも禁止で、
部活動も母に勝手に決められました。
母にとって、私は母の分身で、操り人形で、
私の意見は1回も聞かれなかった。
そんな理不尽な母に文句を言えば。
「こんなにお前を愛している母親に酷い事を言いやがって!」
と人格否定され続けました。
そのうち、母は私を養育出来なくなり中2で伯母宅に預けられました。
しかし、伯母も最悪な人格だった。
新興宗教を私に押し付けるし、家族を虐待していました。
中2~大学入学という思春期真っ盛りでそんな環境に育った私の精神が健全な訳がありません。
でも、伯母にも反抗は出来ませんでした。
不良になることも無く、
一見したら、私は勉強もそこそこ出来る「いい子」でした。
いや、「いい子」のふりをしていただけで、
あの頃の私の心は空っぽでした。
10代の子が持つ夢や希望も全くありませんでした。
実は相当な闇を抱えていたように思います。
私、ずっと心の中では誰にも心を開けなかったし、
誰にも甘える事が出来ませんでした。
多分、誰も信じられなかったと思います。
そして、他人以上に自分自身を信じる事が出来なかった。
私は何者なんだろう?
と自問自答する毎日でした。
でも、結婚して息子の親になって人生が変わりました。
自分より大切な存在が出来て、
我が子を心から愛せました。
また、可愛い相棒にも恵まれたし。
毒親育ちってハードモードな人生だけど、
息子を育てた事は自信を持っていいのかな?