昨日のアクアビクスのクラスでの出来事。
はじめて参加しよう(←いつもはクロール強化でアクアどころじゃない)とすみっこに陣取ろうとすると、背中の曲がったおばあちゃまが 遠慮しないでこちらへどうぞ とスペースを開けて下さり、お言葉に甘えることに。
約40分のクラス終了後。
さあ泳ごうと隣のレーンに移動しようとしていると、先ほどのおばあちゃまが
あなたすごい運動量。若いのね、30代?40代? と。
一瞬舞い上がりましたが、いえいえ60代ですよ、息が切れます と私。
そして気の利いた返しが出来ずにいると、先方が言いました。
わたしは89才なの
そこで初めて、先方のお歳をきかなかった自らのふがいなさ(←30代40代に舞い上がってる場合じゃなかった)に気づき
えっ! すごい! このクラスで最高齢じゃないですか? お元気ですね
いえいえ、全然だめよ
と言いながらもちょっと嬉しそうなおばあちゃま。
ひとつ学びました。
ジムでは高齢であることは一種のステータス。
だから、
おいくつ?
ときくのが正解 というか マナーですらあるシーンも多々ある という事実。
そりゃそうだ。同世代は私の実母や義母のような(運動がままならない)人だらけなわけで、元気にジム通いしてアクアのクラスでからだ動かすなんて世代の星です。
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プールは骨に負担をかけることなく運動量を確保できるせいか、高齢の方、結構いらっしゃいます。
顔見知りになって軽くあいさつする人の中にはいつのまにか来なくなる人も。
そういえばあの人この頃見かけないわね? 顔見知りにきくと
あー、あの人ここでアクアやったあと、プールサイドで倒れて救急車。入院したけど亡くなったってよ。
死ぬまでプール。
理想です。