年に一度の血液内科受診 | ☆ Pingtung Archives ☆

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60代おばちゃんの徒然です。映画やドラマ、本、受験(過去)、犬、金融・経済、持病のIgGMGUSそして台湾とテーマは支離滅裂です。ブログのきっかけは戦前の台湾生まれ(湾生)の母の故郷、台湾・屏東(Pingtung)訪問記です。♬マークは音楽付き。

13年前、「IgG MGUS(IgG型免疫グロブリン血症)」という、血液がん(多発性骨髄腫)の予備軍と診断されて以来、定期的に血液検査を受けています。

多発性骨髄腫の予後は悪く、当時、5年の生存確率は膵癌よりも低いと言われていました。

小さい子供がいたのでかなりショックで、まだなったわけでもないのに、「あと5年で死ぬかもしれないのに子供を学童に入れて働いてる場合じゃない」などと思ったりしたものです。

 

しかしその後、私のIgG値は基準値の上限内におさまり続け、従って(多発性骨髄腫を)発症しそうにないので、ここ数年は年1回の検査でOKになりました。

途中で引っ越したので、今の主治医には8年位お世話になっていますが、(血液内科は空いてるせいか)病気のこと以外にいろいろ話せて面白いのです。

去年は「多発性骨髄腫よりも他のがんの検査をちゃんと受けたほうがいい」と仰るので、「線虫がん検査」というの受けようと思ってる、と言ったら、「あんまりあてにならないと思うよ」と意見をもらい、すんでのところでキャンセルました↓

 

線虫がん検査 | 台湾 屏東 アーカイブス ☆ Pingtung Archives ☆ (ameblo.jp)


で、今年もきかれました。

 

がん検診受けてる? 

 

はい、まあ普通のやつは

 

そう、胃がん、乳がん、大腸とか、そういうのをちゃんと受けてね

 

はあ

 

多発性骨髄腫の治療法もものすごく進んだ。だから、なんとかなる

 

え、そうなんですか? 13年前は膵癌よりも予後が悪いって・・・

 

いやあ、今すごいのよ

 

自家移植とか? 若くないとできないんですよね?

 

自家移植なんてしなくても薬でいろいろできるようになってきた

 

へー

 

Pingtungさんは多分ならないけど、万が一なっても治療法はいっぱいあるよ

 

 

コロナ前は、血液学会で訪れる都市(ロンドン、サンディエゴ、ニューヨークなど)のグルメ情報の交換などで盛り上がりましたが、コロナで学会もオンラインになっちゃってつまらないとドクター。

学会で海外に行くことがなくなったからか、今日の話題は日本の温泉。日本各地の温泉を巡ってるようなのですが、その中でも鹿児島県妙見温泉石原荘が大のお気に入り。

 

画像は石原荘webサイトよりお借りしました。

 

もう4回も行ったらしいのですが、一番高い部屋でも安い部屋でも料理は同じ。温泉も同じだから安い部屋がお得、だそうです。

空港から定額のタクシーを予約できることまで教えてくださいました。

石原荘には20年ほど前に母を連れて行ったきり。予約を入れてみる気になりました。

 

帰り際、ワクチンの話も出ました。

結論から言うと、ドクターは ワクチン推進派。

反ワクチン派が言ってることはほとんど気にしてない模様。

私に関していえば、無理に打つことはないけど、後遺症などが気になるなら打ったほうがいい、と。

 

うーん

 

信頼するドクターがワクチンのダークサイドをほとんど気にしてない様子に、世の中の半ワクが間違ってるのか? と揺れ動くのでありました。