☆ Pingtung Archives ☆

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60代おばちゃんの徒然です。映画やドラマ、本、受験(過去)、犬、金融・経済、持病のIgGMGUSそして台湾とテーマは支離滅裂です。ブログのきっかけは戦前の台湾生まれ(湾生)の母の故郷、台湾・屏東(Pingtung)訪問記です。♬マークは音楽付き。

いえ、わたくしではなく母(93才 要介護1)の事です。

 

かいつまんで話しますと、昨年11月に母が入所した施設で、毎月医師のチェックを受けていたにもかかわらず重篤な糖尿病を見逃され、かなり危険な目に逢ったというお話です。

 

思えば、7月に行ったときも調子が悪く、血圧が上80台だったりした母。

 

著しい体重減少

一日20回以上の排尿

のどがかわく

もうろうとして一日のうちほとんど寝ている(←油断すると昏睡?)

 

 

と訴えても血液ひとつ採ってくれなかった担当医師(ちなみに糖尿病は持病で薬も飲んでいた)。

あげく、やせてきたのは持病の慢性心不全が原因かも、などと宣い、本人が「とうとうその時が来た(死期が近づいた)」と覚悟するほど。

あまりにおかしいので、相談員に私が電話を入れてようやく血液検査をしたのが3週間前。

 

妹が呼び出されて聞かされた結果は測定不能なレベルの糖尿。(血糖値500)

施設内にコロナが2名いて、心不全の持病もあるので即刻入院を希望しました。

なのに、のらりくらりと1週間後の入院となりました。

インスリンの投与は施設で開始していてすでに回復途上の母は、「入院先のごはんがおいしい」とケロリ。

糖尿以外に、心臓、眼、膀胱も診てもらっています。

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でも、ここで一件落着とはいきません。

この施設には置いておけないなと悟ったわたくし、入院先が決まらない間に次の施設を探し、さっさと契約、入金。

そして今までの施設を解約・退去して荷物を新しい施設に搬入し、おととい帰ってきました。

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今までの施設の形態「住宅型有料老人ホーム」の限界を思い知りました。

提携医療機関の大切さも。

この施設、

 

8月末までに熱中症で救急搬送された人が3人。

同じく施設を退去した人が4人。

 

「住宅型有料老人ホーム」という形態だけの問題ではなさそうです。

人手不足、経営方針、物価高、医師の力量・・・いろいろなことが重なってるのでしょう。

この際クレームは一切せず、きれいに消えることにしました。

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母が退院後に入る施設(介護付き有料老人ホーム)はお金がかかります。

でも「住宅型」で家族に要求されたサポート(眼、歯、皮膚などなんやかんやの通院やお買い物介助)はすべて施設がやってくれます。

提携医療機関もよさげ。(典型的な糖尿病の症状を心不全とみたてるようなことはないでしょう)

そして何よりごはんがおいしそう!

地元にいてもフルタイムで働く妹とリモートな私は、お金で解決することにしました。

毎月の費用は医療費をいれて約25万円。年金(約30万)の範囲内です。

ただ、入居金が、88才以上の償却年数5年のプランでも結構な額。

母は貯蓄がほとんどないので入居金はわたくしが担当。(ため息ドクロドクロドクロ

それでも、東京で同様の施設に入る場合の3分の1ぐらいの額です。

これで母の最晩年が快適なら御の字。

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暑かった私の9月はこんなふうに過ぎ去りました。

10月は、退院と新しい施設入居で再び故郷へ飛びます。

 

8月以降、なかなか治らなかった 蜂窩織炎 という感染症もようやく治癒と言えそうです。

阿久根OWSの途中棄権以降、さんざんな夏が往きます。