熟女出産体験記 Vol 3 | ベジタリアン料理家 erico☆

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 垣根のない食のカタチ


朝起きたら。。。こんなんなってました~~~♪
そして。。相変わらず、ほとばしらない おっぱいで(笑)
頑張ってますっ   身体は随分回復した模様
その証拠に脚のムダ毛が生えてきましたっ
ホルモンバランスが変わって妊娠末期から抜けてたのです。
(抜けたままでよかったのに)

ではっ 続きです ほんとまだまだ続きます。。

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分娩もできる和室に入室。
ネットでみるより狭いけど殺風景ではなく バランスボールをはじめ
色々な機械やCD デッキ  書類ファイル等が
置かれ、助産院っぽい感じ。 
小さめのお布団には防水?シートらしきカバーがかかってました。

17年前の出産は他院だったしよくイメージする分娩室の分娩台でした。
分娩台には握りしめられるレバーがついてますが、ここ和室にはもちろん
ありません  しかし ベッドで耐えるより色々と体位を
変えられて家族に付き添い介助してもらえたので 落ち着けてとても
良かったです。

この時 痛みは3分おき  

担当の助産師さん登場(若くてかわいい)

『お~~~~ アタリや!』心の声

内診してもらい、「ふう」は降りてますけど廻っておらず。。

痛みが来る直前にダンナ君に『来たっ』と伝え、腰をさすってもらう。
先に書いちゃうと、ここからダンナ君が凄かったのは分娩までの全ての陣痛
パーフェクトにさすり続けてくれた事。 脱帽。
(逆だったら寝てるわ。。絶対)

私『来たっ』

なでぇなでぇえ~~~なで なぁ~あ~~で~ぇぇええ~~~~~

私『違うっ!!! ぬるい!! あかん!!!』

ダンナ『えっ わからん どーしたらいいの??』 

私心の声「わしもわからんのじゃ~~」
やさしくなでなででは 産み出す痛みのエネルギーを封印されてるような
感じで不快極まりないのです。どけっ!!と言いたいのを我慢してると
かわいい助産師さんが察知して駆け寄り、お手本のような完璧な「さすり」を!!

『おおおおぉオオオ~~~~』 スゴい! そなた かわいいだけではないぞよ!

ダンナ君のなでなでとは全くちがう手さばきである。

痛みをまるで散らすかのような はたくような。音で例えると

へっれへっれへっれへっれ (たぶん手はパァで手首から振ってる)

そして痛みは ぐぅ~~~っとやってきては、ドドーンと落ちるような感覚に
変化。
このドドーンの時に助産師さんは肛門部分を手で持ち上げる様に支えてくれ、
少しでも楽に越えられるようにアシストくださる。

ダンナ君にはこれら「へっれへっれハンド」瞬間マスターしてもらいました。
こういう時、YOGAで身体に関わる仕事をしてる彼は理解が早い!
 だからワタクシの必須アイテムなのだ。
(彼は基本 ワタクシのブログは読んでない 笑)

ぐぅ~~っ  ドドーン  パカっ  

「パカッ」って言うのは例えるとペダル式のゴミ箱の蓋が開く感じを
上下逆にしたイメージで、実際 「破水か?!」と間違う位の
何やら出てる感覚なの。 実際出てた。 
(お産用のパット付き紙パンツはいてますし畳は汚してません ほっ)

破水すればはやかったんですけどね。。
羊膜が頑丈で破れへんのですわっ!!

ドドーン パカッ へっれへっれへっれへっれ
ドドーン パカッ へっれへっれへっれへっれ
パカッ へっれへっれへっれへっれ  パカッ へっれへっれへっれへっれ

ワタクシは和室にある手すりを両手で掴み、中腰でふんばり、

ぬォオオオオオオオオ~~~~~ふが~~~~ んンンンン~~っ

本当はこの和室に天井からロープが欲しかったです。
ぶら下がりたかった。
時代劇でロープにぶら下がって木桶に出産するシーンを観た記憶が
よみがえりました。ポールダンス用の棒でもいい!!
バランスボールが完備されてましたが全く使いこなせない不器用な
レトロ妊婦なのでした。。
(友人は2回の出産をこのバランスボールによりかかって上手く出産できたそうですよ!)

既に23時越え、助産師さんが
『陣痛が進んでますのでこの分だと日付が変わる頃には~~かもですね~
他にもおられますけど今夜1番乗りかも。。破水したら早いので教えてくださいね』

肉の日 29日中には
産んでしまいたい!! もうすぐじゃ~~~~~

と、希望に燃えるも。。時計は24時をあっけなく廻りまして。。
勝手な願いは打ち砕かれました。

『え~もん 30日生まれは予定日産まれや!』予定日に産まれるのは5% らしいです~

ここから1時間以上 うなり、、、もう~~まだぁ???
と、体力も限界に。。
そこで助産師さんの女神の声!
『そろそろ 分娩室に移りましょうか~~』

本来、この和室で分娩できるんですがワタクシの場合、17年前の出産で
出血過多だった事から万一の処置が必要になる事を想定して分娩室に移動と
なりました。移ってビックリしたのは、優しいピンクベージュを基調とした
優しい雰囲気の分娩室。 昔とは違うんだ~~~ 

分娩台に上がるも、しかし破水せず。。
破水せず。。  朝の1時に分娩室~既に朝の4時

仰向けだと どうやら陣痛が停まるようで、結局立ってみる。
立ったとたん 激しい陣痛が戻ってきて、、

ジョババババババババ~~

ダンナ君『破水? 破水か??』

ワタクシ『ちゃうっ!!  おしっこや!!!』我ながら偉そうに。。
 
この時点で 「へっれへっれハンド」のダンナ君の指紋は消えてました。


5時。。。 不安です。分娩室で既に3時間経過。。産まれるのか?  
人工破水とか
陣痛促進剤投与とか必要とか言われるんちゃう??
まだまだ限界まで粘りたい。。しかし気力が。。。

隣接してる分娩室では他の妊婦さんの分娩が!!
あ~~~~ぁ~~~出る~~~~~

ほぎゃ~~~ほぎゃ~~  女の子です!


いや~~~ん♡おめでとう!!よかったね!(もちろん心の声)

& ぬ ... 抜かされた。。。。。


続く。。。(次回で産まれます)



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