すくい打ちは何故ダメなのか? | 機械工学部ゴルフ学科

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幾何学的、物理学的、力学的、科学的なゴルフへのアプローチ

「ゴルフ」、「すくい打ち」、「悪い」で検索すると、いやまぁなんと、数々のすくい打ちが悪いというサイトがヒットします。その数は80万サイトを越えます。

何故、悪いのかということは、いっぱい書いてあり、その直し方はそれたのサイトに書いてあるので、ぜひ参考にしていただければいいと思います。

ゴルフにすくい打ちは絶対にダメなんだからね。と言いながらほとんどの方がクラブを返してボールを打つんだよと信じています。

こんな風に、上の図はインパクトでフェースがスクエアになっている状態から返していて、あたかも真っ直ぐ飛んだようなイメージですが、この動きがインパクト前から起きていて、フェースが閉じて、ロフトがなくなった状態でインパクトをした、左に引くボールを打つことになるか、それを嫌がりタイミングが遅れ、右にスライスとなります、この動きで、フェースがスクエアになるようにインパクトできるためにはダンプ一杯分のボールが必要となると昔は言われたんです。

上の動画は以前に制作したプロのデリバリーソーンを集めた動画です。

各プロの、インパクト時のクラブの動きとからだの動きを観察してください。」世界の一流プロですから、クラブの動きはボールを救うような動きは絶対にないはずですが、皆さんの目にはどのように映ったのでしょうか?

あれ?何かボールをすくい打ちのように見えてきた人は、鋭い!

インパクト以降、クラブを返すことなしに、自然にクラブが動くならば、ボールを救うように、また、ボールを捕まえるように動きます。とういうような動きをすると飛ばないんじゃないかというように思われる人も多いと思いますが、この中には飛ばし屋トニーフィナウも入っています。

すくい打ちしたくないボールを上からたたきたい人は右腕を伸ばしてスイングするため、アウトサイドインの軌道が多く、そういう人には思いきってすくい打ちにしてくださいいうとクラブの動きがよくなります。自然にボールはつかまり、真っ直ぐに飛び出します。

勿論、ダンプいっぱいのボールを打つことなしに。AGLは加速度的にゴルフを習得できるシステムなのです。

 

と、本家の記事を転載しましたが、Youtubeの影響か、クラブフェースを返して打つとするひとが多く、自分は正しい事(クラブを返して打つ)をしているのに、うまくいかないクラブが悪いという発想となる人も多いんです。

 

ゴルフはシャフトの延長線上にスイートスポットがないから難しいといいますが、実はその方がやさしいという話なんですよ。